先日、初となる混浴温泉に行ってみました。
そこで今回は混浴について思うこと。
混浴は合法なの?
ここからは、私のうろ覚え知識とネットで拾った知識で説明します。
混浴文化というよりも、大衆浴場≒見ず知らずの人と風呂に入るということが日本独特だそうですね。
確かに外資系ホテルに大浴場はありませんが、日本独自のホテルはビジネスホテルでも大浴場がありますね。
明治政府が西洋人から指摘されて禁止にしましたが、江戸時代まではどこでも混浴が当たり前だったそうです。
法律上、異性の湯に入るのは年齢制限があるのが一般的ですが、都道府県によってバラバラです。
が、概ね6~9歳くらいまでは男女どちらでもOK。東京都は10歳未満までOKとなっています。
で、混浴については現状は「昔からの慣例」でOKになっているようです。
旅館業法ができる前から混浴があった旅館では、暗黙の了解になっているようです。
一方で、日帰り温泉のみの施設では、公衆浴場条例等で明確に禁止されているようです。
いずれにしても新規参入は非常に厳しく、これから混浴ありの施設が増えることはないのでしょうね。
混浴温泉に入ってみたの
先日の乳頭温泉にて、初の混浴に入ってみた感想などを。
鶴の湯温泉では、私以外の入湯者は若い男女カップル、中年カップル、中年女性のひとり客、私と同い年くらいの男性、謎の爺さんの7名でした。
まずこちらサイドですが、一応隠すのがマナーだと思いますので、タオルを腰に当てて突入します。
若いカップルは(日本人ではなかったせいかもしれませんが)割とオープンで、タオルは巻いていましたが、女性の方も上は割と丸見え状態のときもありました。
逆に謎の老人はけっこうしっかりと隠していました。
中年女性は完全にガードしており、隅っこから動かない感じ。
※初めての混浴なので私もいろいろと観察しており、不審人物感があったのは否めません。
特に良いものではない
結論としては、混浴である必要は特に感じませんでした。
ひとり旅ですので連れ合いがいるわけでもありませんし…
別の混浴温泉では、60歳前後のおばさん3人組に話しかけられましたが、裸で話しかけられてもむしろ変に気を使うだけでした。
夫婦で一緒に入りたいけど家族風呂がない・狭いなどの理由なら十分メリットもあろうかと思います。
一方で「被害妄想の被害妄想」問題があります。
こちらは浴場で欲情することは一切ないのですが、最初は若い女性などが入ってくると、『「あの人はこっちをやらしい目で見ているんじゃないかしら」とあの女性に思われてるんじゃないかしら』という、相手の被害妄想を想像したダブル被害妄想に陥り、やや落ち着きませんでした。
何でしょうね、男性という理由で疑われることは風呂以外でも多々ありますし、「ワニ」と呼ばれる混浴での狼藉者の存在は知っていますので、逆にこっちも警戒してしまいます。
混浴文化は残った方がいいのかしら?
法律的には100%ホワイトと言えない現状もあり、新設は難しい。
このままいけば、遅かれ早かれ混浴文化は無くなるでしょう。
しかし、混浴文化は残すべきなんでしょうか?
べき論では難しい問題ですが、昨今いろいろと話題になっているLGBT云々問題を局限まで突き詰めると、混浴があるべき姿のようにも思えます。
軽ーく考えれば、「まあそういう混浴文化や混浴施設があってもいいんじゃない」くらいに思います。
嫌なら行かなければいいだけですし、特に迷惑かかる使い方がされなければいいですし。
私自身も、絶対にNOというほど避ける理由もありませんので、入りたい風呂が混浴ならば抵抗なく行く感じですね。