G-log 日々思うこと

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【温泉】乳頭温泉郷・鶴の湯温泉の入り方。全裸で雪の中を歩く人を見たの。

鶴の湯温泉に行ってきました。

乳頭温泉郷内にある7つの温泉のうち、最古とのことです。

 

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鶴の湯温泉の行き方:バス&バス

乳頭温泉郷自体への行き方は、先に書いてありますのでご参照ください。

 

www.gk-gk21.com

 

しかし鶴の湯温泉は、他の温泉と同じ乳頭温泉郷内にあっても歩いて行くのは結構困難な場所にあります。

公共交通機関はバスですが、最寄りのバス停から5kmほどの距離にあるからです。

冬の雪深い時期に歩いて行くのは避けたいところ。

 

幸い、除雪はけっこうされているので、雪道に慣れていれば車でもOKだと思います。

が、鶴の湯温泉付近は道幅も狭く、ガードレールなどは存在しないので、それはそれで危ないかもしれません。

 

田沢湖駅前から乳頭温泉郷行きのバスに乗ると、「アルパこまくさ」という露天風呂施設前のバス停があります。

そこにお迎えバスが来てくれるので、それを利用するのが無難でしょう。

ただし、当たり前ですがあらかじめ連絡しておく必要があるようです。

私は連絡していなかったのですが、他の方が呼んでいたためにお迎え車が待機していたので、便乗させてもらいました。

 

もう1つは、湯めぐり号というバスを使う手があります。

これは「湯めぐりマップ」または「湯めぐり帖」を持っていれば乗ることができ、乳頭温泉郷内の温泉内をぐるぐる回っています。

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ただ、1日10便、かつ時間にやや偏りがあるので事前にHPでどの時間に乗るか決めておかねばなりません。

湯めぐり号ならば、他の温泉は路線バス⇒湯めぐり号で鶴の湯温泉、という使い方ができるようになります。

 

ただし湯めぐりマップ(600円)も湯めぐり帖(1,800円)も乳頭温泉郷内の温泉でしか売られておらず、かつ湯めぐり帖は「乳頭温泉郷内に宿泊していること」が購入条件です。

 

鶴の湯温泉に着く。木造の趣ある雰囲気。

そんなわけで、アルパこまくさから15分ほどで、鶴の湯温泉に到着しました。

これでも例年よりも雪が少ないそうです。

千葉県民的には、かなり多いですが、確かに覚悟していたほどではありませんでした。

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気温もちょうど0度くらい。

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これが鶴の湯温泉の入り口。

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左側の木造の長屋のような造りの小屋たちは、宿泊施設となっています。

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奥まで歩いて行くと、「日帰り入浴の方は先に、事務所で受付をお願いします」と書かれています。

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この立て札の左手前に、事務所と書かれたところがあるので立ち寄りましょう。

正直、勝手に入っても分からない気もするけど…

 

事務所で湯めぐり帖と食事を買う

事務所は日帰り入浴の申込み、湯めぐり帖・湯めぐりマップの購入、食事の発注ができます。

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その他、お土産も少し売られていました。

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こちらが湯めぐり帖。確認として、宿泊先に「GOさんという人が予約していますか」という電話をしてもらいました。

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また、昼食の注文・支払いもここで行います。

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山の芋鍋定食を頼みました。山芋がすごくおいしかったです。その他山菜などなど。

岩魚付きにしようとしましたが、焼くのに30分かかると言われたので無しバージョンです。お値段は1400円なり。

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ちなみに食事は事務所の向かいにある建物、3号館に移動して運ばれてきます。

 

鶴の湯温泉の入り方:お湯は5種類

それではお風呂に入っていきます。

この橋を渡ると、温泉がいくつかあります。

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鶴の湯温泉の中には5種類のお湯があります。

①白湯 

②黒湯 

③中の湯 

④女性露天風呂

⑤混浴露天風呂です。

③と④は実質同じですが、それ以外は4種類の異なる源泉が沸いていて、効能も異なります。

こんな近距離に4種類もあるというのはかなり珍しいそうです。

 

④女性露天風呂は(当たり前ですが)女性しか入れず、その他は男女とも入ることができます。

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まず男性向けの話。

白湯と黒湯は中がつながっているので、どちらも好きな方に入れます。

こっちが黒湯。特に黒くないね。

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こっちが白湯。確かに白い。

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混浴露天風呂に行くには、分断された中湯の方へと歩いて行く必要があるので、いったん服を着ないと歩けません。寒いですしね。

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が、しかし。

私が到着したときに、白湯・黒湯からそのまま全裸で移動している人を発見しました。

まあどうせ混浴だし、10数メートルの間ではあるのですが、雪が降りしきる中、全裸のおっさんが歩いている光景は異様でした。

ちょうど下の画像の道ですね。

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一応、かやぶきのようなもので見えづらくはなっていましたが、隙間もあるので、たまたま見てしまった私からは、おっさん(タオルでは隠しきれていないおっさん)が丸見えでした。

恐らく本来は、中湯&混浴露天風呂に行く際には、一度服を着た方がいいです(寒いし)。

なお、中湯と混浴露天風呂はつながっているので、中湯を経由して外に出れば混浴露天風呂です。

 

女性向けの話。

黒湯と白湯が、恐らく分断されているような感じがします。

男性の黒湯と白湯が真ん中に隣り合っているので、場合によっては白湯⇔黒湯の移動も着替えが必要かもしれません。

当然ながら、白黒⇒中湯&混浴露天風呂に行くには、一度服を着ないといけないのが面倒かもしれません。

冬でなければ、ささっとTシャツくらいで移動できるんでしょうが…

とはいえ私が見つけたおっさんのように、オープンな人は裸でも大丈夫かもしれません。

 

混浴露天風呂について

男性は先ほど書いた通り、中湯から外に出れば混浴露天風呂です。

女性も同様ですが、女性の場合は湯船がずっとつながっており、お湯から出ることなく混浴露天風呂にたどり着くことができます。

また、お湯は上の写真でもあるように、乳白色がかなり濃いので、肩まで使っている状態なら胸が見えることはほぼありません。

まあタオル巻いて入るのもOKのようですので、混浴とはいえ比較的入りやすいかもしれません。

その他の注意事項としては、温泉の床が丸石でできているため、けっこう歩きづらいのと、座り心地がそれほど良くないというのがあります。

 

男性の場合、露天風呂が混浴しかないんですよね。

ゆっくり雪景色を見ながらとなると露天風呂に入る=混浴です。

混浴露天風呂は、ところどころ泡がポコポコと出ていました。

雪に向かって温泉内の丸石を投石していた謎の爺さんから、「このボコボコしたところの方が新鮮なお湯だから、ここに来た方がいいよ。俺はもう上がるから」とオススメスポットを伝承されました。

 

そんなわけで、20分ほど混浴露天風呂に浸かって、温まったところで20分ほど湯めぐり号バスを待ち、鶴の湯温泉を後にしました。

温泉自体は温度感もちょうどよく、ここまで新幹線&バスの長旅の疲れが多少癒えました。

 

鶴の湯の歴史など

最後にざっと鶴の湯の歴史など。

乳頭温泉郷最古の名湯とされていますが、語呂の良さで有名な懐かしい「坂上田村麻呂」が薬効を認めたそうです。

元々は、地元の猟師が鶴を打った際、その鶴がこのお湯で傷を癒やして飛び立ったのが発祥とか。

17世紀、江戸時代の頃には湯宿として機能していた時期があったそうです。

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そんなわけで、鶴の湯温泉のご紹介でした。

秘湯と呼ばれるだけあって、特に冬場は行くのに少し時間調整が必要ですが、せっかく乳頭温泉郷に行くなら是非行ってみてください。

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続く。

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