後輩から「当社でそんなこと言える人がいるなんて思いませんでした!素晴らしいです!」と言われたのが救いです。
「最初から『できない』じゃなくて、やる方法を考えるのがあなたの仕事」
「自分の事じゃなくて、社員やその家族が感染するとか、そういうリスクは考えてるんですか?」
「もはやその考え方は、会社の為にもなってないんですよ」
「我々も出勤をリスクと捉えているし、自宅待機だって社会的使命であると捉えています」
「国を挙げて取り組んでいるのに、貴方がそんな態度では当社の取引先にも示しがつかないのでは?」
「こんな時に部下を出勤に付き合わせるのは、ハラスメント以上のものですよ」
「顧客の動きも殆どない状況なのに、忙しいって言って交代勤務ができてないのは、貴方とそれに付き合わされてる人だけ。そもそも普段から業務のやり方に問題があるのでは?」
以上が先日、私から常務へ送った言葉。
常務さんは「忙しくて交代勤務なんてできない!だから自分の部下にもさせない!」と頭ごなしに決めつけ、一人で毎日ピーピー騒いでおりました。
前にも書きましたが、こういう緊急時・パニック時に、その人の度量が試されるわけですね。
視野狭窄に陥っていて、変に権限があるので厄介です。
つまり、このご時世において、社員の感染リスクも、緊急事態宣言での「接触8割削減」もお構いなし。
そのため、説得に当たれと副社長より命じられたもの。
この間、社長も召喚獣として呼び出して戦って、解決したと思っていたんですけどね。
直近10日ばかり社長が(なぜか)出勤していないので、また常務がはしゃいでたようです。
たぶん副社長も常務が好きじゃないので、話したくなかったのでしょう。
とはいえ、上に対してハッキリと物を申す人がいない当社の中では、私に任せたことは正解だと自分でも思います。
これだけこちらもまくしたてたので、だいぶ常務もキレてました。
彼も相当ストレスが溜まっていたんでしょうし、ここまで言い切った私もストレスが溜まっていたのかもしれません。
ただ、うちは下の図みたいな組織なんですが、本来は常務を指導・注意すべきは副社長か、または専務・B取締役・D取締役などの役員層じゃないんですかね。
でも下から突き上げるのも、場合によってはパワハラらしいですね。
いずれにしても「こんなつまらん事で時間を取られた」と思うとまたストレスにつながります。
がっつりと派閥争いに巻き込まれた感がありますが、せっかくなので「一昔前の会社員ごっこ」として楽しんでみようと思います。
余談ですが、恥ずかしながら未だに常務と専務の違いがよく分かっていません。