分散勤務を理由に分断した結果、素敵なオフィスができました。
肉体的には疲れましたが、とりあえず満足なりよ。
コロナ禍で、皆さんもいろいろと不要なもの、無用なもの、または人に気づいたのではないでしょうか。
あたいだって、上司だろうと言わなきゃわからない時は言うのよ。
(こういうのも6月1日施行のパワハラ防止に引っかかるのかと思いましたが、むしろ常務側が引っかかりそう)
しかしその逆に、あまり使われていなかったものを見つめなおす機会にもなりました。
弊社もコロナ禍でバタバタしていたのですが、全体を見る人がいないため、中間管理職の中でも最弱の私が実働(といっても経営層でもないのですが)をしています。
で、何人かの役員を口頭で言いくるめて、適当に予算を組んでサテライトオフィスを作ろうと思い立ちました。
弊社もいくつか拠点はあるのですが、一か所ほぼ倉庫としてしか使われていない遊休不動産がありましたので、ターゲットはそこ。
だいぶ前のツイートですが、棚作りも自分用のを作っていたわけではなく、職場用の棚をこしらえていたのです。
ぼっち死す😗 pic.twitter.com/rKI7ivKQC7
— GO@ひとり旅・読書・ブログ (@GK_GK21) 2020年5月1日
即死しそうでしたが、ぼっちでも頑張りました😗 pic.twitter.com/VjcnKoMEuc
— GO@ひとり旅・読書・ブログ (@GK_GK21) 2020年5月1日
思えば、銀行に新卒で入った初日にも棚作りをやらされた記憶があります。
部下を使うことも可能でしたが、巻き込むのもイマイチですし、私も軽めの肉体労働で運動不足解消もできましたし。
それ以外には、パソコンの調達と配線が大変でした。
端末も在宅等でなかなか調達できず、仲の良い営業担当に頑張ってもらいました。
また「LANケーブルを床下に埋め込む」というのを業者に委託したら20万円近くはかかると言われたので、自分で養生テープで壁面に張り付けて通しました。
20mのLANケーブルも、何本も買ってくると重たいですね。
その他、埃っぽいので掃除機掛け、電話の設置(コード引っ張っただけだけど)、各種備品の買い物などをコツコツ続けていました。
そしてようやく必要なモノが全部そろったので、オフィスとしての活用スタート。
幸い、来た同僚などからはそれほど不満は聞かれません。
今のところ「ハンドメイドオフィス」という言い方をしています。
LANケーブルや電源コード類は露出&散らかっていて美しくはないですし、机やイスもぼろかったものの寄せ集めですからね。
しかし、今のところほぼ全ての役員や部長級が「紙が無いと仕事できない」云々言って本社から離れられていません。
その結果として、ハンドメイドオフィスは我々のような中間管理層の楽園になっており、和気あいあいとした楽しい職場になっています。
部署も制限していないので、これまで縦割りだった部署間の交流も生み出しています。
パソコンの台数も多少絞ってますし、ソーシャルディスタンスも考慮すれば15人程度が限界なので、それくらいの小規模なのも結果的に良かったようです。
2~3月のコロナ禍以降、会社全体の雰囲気で言えば、「緊急事態だからみんな協力し合おうぜ!」ではなく「緊急事態なのにあいつらは何なんだよ」という対立の方が強くなっていました。
しかし今回、分散勤務にかこつけて、対立しそうな経営層と物理的に「分断」したことで、少し会社全体のストレス値が下がりそうです。
私も本社には週1日くらいでは行く必要がありますが、とはいえそれ以外の自由度を考えると、だいぶ会社に貢献したかなと自負しています。
まだまだ感染拡大に予断を許さない状況のようですし、自粛も続くとストレスが溜まるもの。
少しでも軽減するために、こういう環境整備も大事ですよね。
今のところの唯一のネックは、隣のテナントの食品会社(の営業部署?)がたまーにめちゃくちゃうるさいこと。
「○○(会社名)から■■円取ってやったぜ!」「やったじゃん!」みたいな目標達成報告(?)の声が聞こえてくるけど、そんなに大っぴらに顧客名などを漏らしていいのかと不安になります。
こっちも声量には気をつけんとなあ。