G-log 日々思うこと

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【ひとり旅】青森・恐山に行く。霊場らしい雰囲気を感じますね。

「恐山のイタコ」と言えば、死者の霊を呼び戻す口寄せで有名ですね。

昔話も含めた創作でも何度も出てきます。

守護霊を呼び出す人とはまた別なんでしょう。

 

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イタコさんは祭事の時しかいないようですが、恐山に行ってきましたのでそのレポートです。

天気は最悪でしたが、それがまた雰囲気を出していたといえるかも。

 

 

 

霊場とは修行の場所

そもそも霊場とは?

いろんな定義があるようですが、霊験あらたかな場所で、古くから信仰される神聖な場所で、修行者などが集う場所のようです。

いわゆる寺社仏閣との違いがイマイチ分からないのですが、何となく「人里離れた修行の場」としてのイメージが強いです。

 

ちなみに私の好きな「三大〇〇」でいうと、三大霊場は比叡山、高野山、恐山だそうです。

知りませんでしたが、奇しくも一応全部回っていたのですね。

www.gk-gk21.com

 

三途の川でカップルがお出迎え

青森市街から恐山に行くには、思ったよりも遠かったことは前々回書きました。

だいたい2時間30分はかかりますね。

www.gk-gk21.com

 

山道をぐるぐるうねうねと登って行くと、開けた場所につきました。

赤い橋が見えたので立ち寄ってみると、「三途の川」と書かれています。

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雨が降っているわりには、水がやたらと綺麗なんですよね。

恐山ブルーとして売り出せるくらい。

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そして川沿いには有名な「奪衣婆」(だつえば:逆ストリッパー)とあまり知らなかった「懸衣翁」(けんねおう:ハンガーにかける人)がいます。

奪衣婆が服を奪い、懸衣翁に渡し、その服を木に引っ掛けて、その垂れ具合で生前の罪の重さが決まるそうです。

 

フンドシ一丁、いやむしろ最初から全裸で行けば無罪でしょうか?

現世では罪になりかねませんが。

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恐山の境内へ

三途の川から車で1~2分で、恐山の境内にたどり着きます。

歩ける距離っちゃ歩ける距離です。

いきなりインパクトのある像が見えたので近づいてみると、地蔵×6体があらわれた。

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地蔵の先を見ると、何だか荒涼とした風景が広がっていました。

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そして三途の川の時点から気が付いていたのですが、かなり「硫黄」の匂いが強いです。

前に大涌谷に行った時も感じましたが、(タイミングにもよると思いますが)そちらよりも強いように感じました。

 

長居は危険な感じがしますが、境内に入っていきましょう。

入山料は500円でした。

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お寺と温泉と山と浜と

入って行くと、こんな感じです。

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まず最初に門がひとつ。

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立派な門です。

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こちらは後で気づいたのですが、本堂です。

上の門からみて左側にあったので、気づかずスルーしてしまいました。

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随所に風車があります。

奥の方で知ったのですが、水子供養の場でもあるので、子どもの霊を慰めるためのものでしょうか。

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門をくぐると、また更に直線が続きます。

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さて、左右に小屋のようなものがあるのですが、実はこれは温泉施設でした。

奥に向かって左が女湯、通路を挟んで右が男湯です。奥には混浴もあるようです。

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時間がなかったのと、タオルを持っていなかったので入れませんでした。

入山料に含まれているので、一応入っても良かったようです。

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カメを間に挟み。

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そしてここが本堂と勘違いしたところ「地蔵殿」という建物だそうです。

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この地蔵殿から左側に、また恐山の「恐山らしい」風景が広がっていました。

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恐山の奥へ

さて、恐山の奥へと進んでいきます。

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ここから先は、しばらく石と岩による灰色な一帯が広がっていました。

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硫黄の匂いが強く、温泉も湧くということで火山性が強く感じられます。

ところどころ、岩からも蒸気が出ており、熱を持っているのかもしれません。

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この石は誰が積んだんですかね。

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順路に従っていくと、上に登る階段がありました。

「熊に注意」が山の中ということでリアルな恐怖を誘います。

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途中までは石段でしたが、以降は土部分が多くなります。

これが雨が降っているので、けっこう危ないんですよね。

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ただ距離は短く、5分とかからず奥までたどり着きました。

奥には不動明王が鎮座しておりました。

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降りるときはちょっとだけ眺めがいいです。

霧がかかっていますが、空の向こうには山々が見える…はず?

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そして再び、岩の世界です。

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しかし、少し先に進むと植物群が見えてきました。

遠くには、湖(宇曽利湖うそりこ)が見えます。

この火山っぽい独特の雰囲気がいいですね。

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奥の方に進んでいくと、植物が増え、また道も平坦になっていきます。

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賽の河原と極楽浜

数分程度進むと、平らな先に綺麗な水色が見えてきます。

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周りの草木も、紅葉のせいか緑・黄・橙とカラフルです。

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そしてここは賽の河原。

石を積んでは崩されることで有名な場所ですね。

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そこをスルっと通り過ぎると、今度は砂浜にたどり着きます。

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この荒涼とした世界。

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しかし、湖が非常にきれいです。

これだけ雨が降っていても、この色味。

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ここは「極楽浜」というそうです。

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この天気だからイマイチですが、透き通るような青い湖に白い砂浜、ビーチ感があります。

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そしてここには東日本大震災の慰霊像が立っています。

(正直、この手の後は若干不気味だと思いますが)

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鎮魂の鐘と平和の鐘がありましたので、ちりりと鳴らしておきました。

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それにしても綺麗な場所です。

極楽浜という名前もうなづけるかな。

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恐山の感想:来てみて良かった!

そんなわけで、来た道とは少し違いますが、帰路につきました。

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ちょこちょこ見るところがあるのですが、全部で1時間もあれば十分回れるでしょう。

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そして硫黄が強いので、あまり長居も危険かと思われます。

温泉も、硫黄成分が強いので長湯できないみたいですし。

 

それで感想まとめですが…

現代は車で来ることもできますし、硫黄が匂っていると分かるとか、他の霊場との比較等もできます。

しかし、昔の人からすると、登るのも大変な山の上にあり、硫黄の強い匂い、湖に面した広くて青い浜や、火山っぽい独特の雰囲気、そして温泉・・・こうしたものの相乗効果で古くから「霊場」「特別な場」になったんだなあということが実感できました。

行ってみないと分からない雰囲気だとは思いますが、ちょっと不思議な気分になりました。

 

なお売店や飲食店もあったのですが、この少し前にマスクの紐が切れてしまい、「ご遠慮ください」に従って、入店することができなかったのがひどく残念でした。

 

さよなら地蔵メンズ。

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