日本三大〇〇のコーナー。
今回は狙っていたわけではありませんが、熱海に「走り湯」という日本三大古泉があることを知り行ってみました。
泉と言っても温泉の方です。
走り湯の場所
走り湯は、熱海席から歩いて行くことができます。
が、だいたい20分以上はかかったと思います。
けっこう道がうねっているんですよね。
道中は、一応歩道が整備されておりました。
右手に海を感じながら進みますが、時折、景色が開けて海が見えます。
一方で、海岸とはちょっと高低差があります。
こちらは海岸沿いの廃屋を上から見た姿です。
そして20分ほど通り沿いを歩き続けると、「走り湯」の看板が見えてきました。
しかし、けっこうな斜面を下って行くことになります。
別件もあって既に2時間くらい歩き回っていたので、マスクで呼吸がきつかったのもあって疲れてました。
#廃ログ
ここからは、通りを外れて海の方に下って行くのですが、さらに10分は歩きました。
こちらにも廃屋が点在しておりました。
これも廃屋?
車だけは綺麗でしたが、人の気配はありませんでした。
間を川が流れ、斜面に建った家。木も蔦も茂っています。
さらに道なりに進んでいきます。
ところどころ人が住んでいる所はありましたが、そんなに休めるところはありませんでした。
走り湯に到着
そのまま進むと、道が開けて明るくなりました。
海も良く見えますし、海沿いにはバイパス?有料道路?か何かで車がけっこう通っています。
そこでようやく、目的地の走り湯を見つけました。
伊豆山温泉という名前も付いているようです。
しかし、再び廃屋に見下ろされていました(本編とは関係ない廃屋です)。
さて、走り湯について。
看板によると、1200~1300年前に発見された温泉です。
「走り湯」という珍しい名前は、全国にもあまりない、縦ではなく横穴式源泉であり、「海の方に走って行くように見えるから」だそうです。
修験道の開祖・役小角(えんのおづね)だけではなく、源頼朝・北条政子にもゆかりがあるようです。
帽子に政子感がありますね。
が、説明書きをみるに、役小角の像のようです??
なお、走り湯は今では「温泉」であり、温泉として入ることはできません。
また、足湯がありましたが、コロナ感染防止の観点から休止していました。
まあ足湯はそれほど好きでもないので別にいいのです。
走り湯に入る前の注意として、
・狭い
・70度のお湯が毎分100リットル
・何かあったら119番
という警告がありますので、きちんと覚悟しておきましょう。
走り湯の中へ
前置きが長くなりましたが、入っていってみましょう。
こちらが入口です。
高さは140㎝くらいでしょうか?
165㎝の私は立つことはできませんので、かがんで入っていきます。
こちらが中の様子…
といっても蒸気でほとんど見えていませんね。
Twitter経由ですが、動画を貼っておきます。
少し前ですが、日本三大古泉「走り湯」の中😗#ひとり旅 #熱海 #温泉 pic.twitter.com/MrVr0VytAQ
— GO@ひとり旅・読書・ブログ (@GK_GK21) 2021年3月25日
かなりの蒸気が出ているため、中の温度はちょっと高め(40度くらい?)。
冬装備でしたし歩き回っていたので、かなり熱かったです。
メガネをして入るのは命取りだと思います。
天井等にぶつからないような注意は必要です。
ただ、奥までは数十メートルしかないので、単に往復するだけなら1分ちょいでできてしまいます。
まあなかなか珍しい場所でしたし、万人受けするとは思いませんが、そこそこ面白かったですかね。
路地裏散策が好きな人にもいいかもしれません。
斜面に住宅と廃屋などが並んでいて、けっこう地形が独特でした。
三大〇〇シリーズ
自分でも、思ったより多かった三大〇〇シリーズ。
【三大奇橋】
【三大居酒屋】
【三大夜景】
【三大うどん】