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【五島列島その6】日本三大うどん、五島うどんを食す。出汁が美味いし麺と合う。

日本三大〇〇のコーナー。今回は「三大うどん」のひとつ、五島うどんです。

五島列島に行ったからには、やはり五島うどんは食べねばなりません。

 

ちなみに他の2つは、讃岐うどんと稲庭うどんだそうです。

諸説あるかもしれませんし、ないかもしれません。

 

 

五島うどん発祥の地と、その特徴

五島うどんというくらいですから、もちろん五島列島が発祥の地です。

その中でも正確には、上五島と呼ばれる島(市町村の名前は新上五島町)が発祥の島だそうです。

 

その歴史は古く「五島手延うどん振興協議会」によると、遣唐使の時代に、重要な拠点だった五島に中国から麺文化が伝わったことがきっかけだったそう。

つまり1000年を超える歴史がある…ということらしいです。

 

麺はけっこう細麺で、ぱっと見そばやそうめんくらいの太さです。

しかしコシはけっこうしっかりと付いています。

また、麺には椿油が練り込まれているらしく、そのせいもあってかつるつるとしています。

出汁は、基本的にアゴ(トビウオ)出汁。

家庭での食べ方としては、「地獄だき」と呼ばれる大鍋に大量の麺をぶち込んで、それを手元の出汁入りのお碗に取って、つけ麺のように食べるのが一般的だそうです(複数の場合)。

 

五島うどん①うま亭

それほど食事のチャンスがあったわけではないのですが、2回ほど食べてきました。

まずは、下五島側ですが、福江港ターミナルの目の前にあった「お食事処うま亭」です。

こんな名前をしているのだから、うまいに決まっています。

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メニューはかなりたくさんありました。

五島うどんだけではなく、長崎ちゃんぽんもあります。

また、定食屋として生姜焼き定食などの基本メニューもあります。

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とはいえ、五島まで来て生姜焼きを食べるのも本末転倒なので、前のお客さんが頼んでいた「肉うどん」を頼んでみました。

初めての五島うどんでしたが、これがこれまでのうどんの中でも1、2を争うくらい美味かったです。

麺が細めでつるっとコシがあるのもいいのですが、それ以上にアゴ出汁のスープが非常に美味しかったです。肉との相性もよく、だいぶ満足しました。

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五島うどん②うどんの里「うどん茶屋遊麺三昧」

続いては上五島ですので、いよいよ本場中の本場です。 

ここはお土産売り場と飲食店が併設され、ちょっとした道の駅のような感じになっています。

そこにある飲食店「うどん茶屋遊麺三昧」を訪れました。

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平日の12時前なので、ほとんど客もいませんでした。

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メニューはうどんを中心に、鯨料理などもあります。

地元で食べる「地獄炊き」でいただくのもありですが、クジラも名物ならば食べてみようと思い、「湯かけ鯨定食」にしました。限定10セットしかないみたいですしね。
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うどんのメニューはたくさんあります。

普通の月見うどん、きつね、山かけ、海老天などなど。
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ご飯ものやアルコールもありました。

上五島は、下五島よりも飲食店が少なそうなので、こういうお店は貴重かもしれません。
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五島うどんアプリも案内されていました。

あまりアプリを増やしたくないのでインストールしませんでしたが、クーポンやオンラインショップ、うどんスタンプなどの機能があるようです。
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届いたのがこちら。鯨の串揚げを1本追加オーダーしています。

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ここでも五島うどんは美味しかったですね。

出汁がそもそも濃い味で美味しく、それにツルっとした細めの麺が相性抜群です。

 

うどんの里のお土産売り場で、五島うどんをお持ち帰りで買ってきました。

家でいただきたいと思います。

 

ちなみに鯨もプルプルとした感触で美味しかったです。

千葉県民なのでそれなりに鯨を食べる機会がありますが、湯引きはあまり食べたことなかったですね。

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というわけで、三大うどんのうちの五島うどんを食べてきた話です。

讃岐うどんとは別ジャンルと言いたいところですが、常食するならば五島>讃岐という感じです。

五島≧讃岐>稲庭が今のところの私のうどんランキングですが、稲庭うどんを自宅で乾麺のものしか食べたことがなく、現地で食べていないので、まだ分かりませんね。

 

おまけ:五島パスタ

ちなみに五島うどんにとどまらず、同じ小麦粉製品として「五島パスタ」というのも最近売り出し中だそうです。

ゲストハウスのおっちゃんに聞くと、イタリアなどにも持って行っているとか?

今回は食べる機会ありませんでしたが、五島恐るべし。 

 

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