仕事の話。
というよりは苗字の話?
うちの本社の話ですが、たった6人しかいない部署があります。
その部署は規模が小さいことからわかるように、それほどメインで活躍する部署ではありません。
しかしながら、ある特定の業務についてはその部署との連携が必要になります。
その選ばれし6人ですが、そのうち田中姓が4人配置されています(田中は仮名ですが、そんな感じのよくある苗字です)。
更にそのうちの2人は、下の名前の1文字目が同じかつ読みも似てる?ので、(例えば孝志と孝史)名簿を見ただけではどっちがどっちかもわかりません。
4人とも、年代はだいたい40歳前後ですかね。
一人だけ女性なので、その人だけはまだ分かりやすいですが…
規模は小さい部署ですが、別に専門性が必要なわけでもないので、ある程度は誰であっても務まります。
その部署に、同じ苗字で半数を固める意味がよくわかりません。
メールにしても電話にしても「田中です」と言われるので、いちいちどの田中かを確認しないと話が通じないことがあります。
本社には確か1万人弱の人間がいたはずなので、もう少しバラけさせられないものか…
最近、私がそのうちの3人の田中と別々のやり取りが発生するようになり、初めてこの田中問題に気が付きました。
メールはまだしも電話で「〇〇課の田中ですが」と言われると、「お前はどれだよ」と思ってしまいます。
一方で、「名前が紛らわしいから」という理由で配属を左右するのは差別等になるんでしょうか?
今回は67%の田中で済んでますが、6人揃って田中部田中課ができるような事態も起こりうるわけですが、そうなると実際にはかなり不便だと思います。
特に、客先から「田中さんいますか?」と連絡があった際に「どの田中ですか?」と言われたお客さんも困るでしょう。
私も企業に電話連絡の際に「〇〇課のXXさんをお願いします」の返しに「うちはXXが3人いまして…どういうXXでしょう」みたいな話になって困った経験があります。
私は苗字が比較的珍しいのでこういう悩みはないのですが、ありふれた苗字の人は日常茶飯事なんですかね。
学生時代も、学年に2~3人は田中、鈴木、佐藤、中村がいましたし。
ただ、珍しい苗字は口頭で伝えても正確に伝わらない(特に書き方)という不便さがあります。
そう考えると、「割といるけど被らない程度で、漢字で書くときに迷わない苗字」が最適かなと思います。
渡辺は読みが多いうえに漢字のパターンが多過ぎますし、高橋も旧字体などでイマイチ。
松田、安藤、小倉辺りが程良いかなあ。
いずれにしても、顔と名前を覚えるのは非常に苦手なので「XX業務担当の方(田中)」と言って済ませていますが、お互い無駄に疲れます。
そういえば昨年入ってきた新人が、中くらいの珍しさの苗字である社長と同じ苗字で、これまた大層不便です。
イメージ的には、松井とか米倉レベルの珍しさです(個人の感想です)。
その新人が電話を掛けると、相手からすると「あれ、この人社長の・・・?」とけっこうビビるようですね。
社内では「実は社長の息子」説も流れているそうですが、流したのは私です。