日本最南端らしい。
言い出したら、ほとんどのものが日本最南端になりそうですけどね。
場所など
正式名称は、いしがき島星ノ海プラネタリウム。
場所はユーグレナ石垣港離島ターミナル内にあります。
何年も前から存在は知っていましたが、コロナのせいなのかずっと閉館していました。
今回は、たまたま開いていることを発見したのと、時間が余ってやることもなかったので行ってみることに。
料金は大人1200円です。
中にはこんな天球儀がありました。
冒頭にも書いた通り、ここ石垣市が日本最南端のプラネタリウムですが、日本は約300個もプラネタリウムがあるプラネタリウム大国だそうです。
座席表がこちら。50人も入りきらないこじんまりとしたサイズです。
ガラガラだったので、D5の席に座りました。
2024年3月訪問時のプログラムはこちら。
私は16時スタートの「星の島に憧れて with HY」に入りました。
HYはバンドのHYですが、残念ながら私は1曲も知らず・・・
内容
中の様子は撮影禁止なので、内容をざっと説明すると。
まずは、この日見える星空の再現投影があります。
上映開始は16時ですが、17時以降に町の灯りのない状態を再現してくれます。
冬だったので、オリオン座や冬の大三角形などの説明がありました。
天気は曇り・雨だったので、星空を見る代わりにはなりました。
途中から、かなり星の名前がたくさん出てきてよくわかりませんでしたが、シリウスが地球から見える一等星で一番明るいという情報を得ました(太陽を除く)。
そもそも一等星って21個しかないらしいですね。
八重山諸島からは、全88星座のうち84星座が見られ、また全ての一等星が見えるそうです。
また、八重山諸島の方言の紹介なども。
東西南北についてはこういうそうです。
東:アガリ(日が上がるから)
西:イリ(日の入りだから)
南:パイ(ぱいぬじま=南の島)
北:ニシ(紛らわしい)
そんな豆知識の後、八重山で有名な南十字星の話や、それ以外の八重山諸島の空撮&水中撮画像などがHYの曲とともに流れていました。
星座っていまだに形が全く理解できないので、わかるのはオリオン座と北斗七星くらいです。
星の伝説(黒島編)
星ついでに、黒島に行った時にビジターセンターで聞いた星に関する伝説について。
少しうろ覚えですが、南の空に見えるケンタウロス座にある「ぱいがぶし」という二つの明るい星の伝説を聞きました。
以下伝説、音声で流れていただけなので、うろ覚えや勘違いがあるかもしれません。
昔々、黒島におっぱいが四つあるけど超美人という女性がいました。
その女性の元には多くの男性が求婚に来ましたが、胸の秘密を知ると一人、また一人と去ってしまいました。
しかし、一人の男はそれを乗り越え、二人は結婚し、子供にも恵まれました。
時が過ぎ、その美人の噂が琉球王朝の皇帝?にも届き、嫁によこせと命令されました。
当時の黒島から沖縄本島は一生帰ってくることができないとされています。
女性は子供たちに「私がもし帰ってくることができなかったら、星になってあなたたちをいつまでも見守ります」と言い残し、皇帝の元へ行きました。
女性は帰ってくることができませんでしたが、約束通り「ぱいがぶし」という星になり、いつまでも見守っているのです。
・・・・・みたいな話なのですが、いい話と思いつつも、おっぱい4個の設定は必要だったのか?が最後まで気になってしまいました。
おあとはよろしくないけど、終わり。
星関連過去記事