続いて夜の話。
というか寒い話。
夜の装備
11月で高度800mに位置する高原のため、 夜というより日没を迎えると、急速に冷え込んできました。
焚き火さえあれば何とかなりますが、19時過ぎには食事も片付けも終えて、少し疲れたので寝る準備に。
そこで今回使ったのは、このエアーマット。
これは以前記事にもしています。
寝袋の方がこちら。
これに、ヒートテック&ワークマンのイージス(安い)くらいで眠りに入ろうとしました。
が、最初はちょっと暑いくらいだったんですよね…
寝袋も「袋」として使うのではなく、あくまで布団として使っていましたし、下は「暖パン」を履いていたら暑かったので、パンツ一丁になっていました。
深夜0時頃
深夜0時頃に目が覚めたところで、ちょっと星を撮影してみようと思い、外に出ました。
そうしたら、恐ろしく寒いですし、しかもズボンを履いていませんでした。
慌ててテントに戻り、とりあえずズボンを履きます。
それでも寒い以上に厄介なのが、「夜露(よつゆ)」問題でした。
全てのものがびっしょびしょになっていますし、リアルタイムでびしょびしょになっています。
この辺りは、前日が雨(地面はだいたい乾いてましたが、所々ぬかっている程度)だったのが原因かもしれません。
靴だけは、そういうこともあると思って取り込んで問題なかったのですが、外にいるだけでイージスも濡れていきます。
そこで震える手でカメラをセットしたのですが、星空撮影なんて久しぶり過ぎて設定を覚えていません。
また、夜露でレンズもすぐに濡れていくのですが、拭き取ろうにも服やタオルも濡れています。
さらに、月がまぶしすぎるという状況。
ファインダーも画面も良く見えなかったので、適当に撮ったのがこちらです。
一応、富士山といくつかの星、そしてキャンプ場ということは伝わるかと思います。
星だけ撮ってみたのがこちら。
(アップロードで画質落とされてますし、パソコン・スマホ環境によっては見えないかもしれませんが)
撮影はいまいちでも
撮影はイマイチでしたが、月も星も綺麗でした。
私はメガネを外すと裸眼で視力0.01くらいしかありませんが、それでも星が見えるって凄い事です。
西表島で見た星空での星の数には負けますが、明るさはこちらの方が強かったように感じましたし、これはこれで良かったです。
チビッ子達は(嘘っぽくもありましたが)流れ星が見えたようです。
私には、願いをかける星さえ見えず。
その後
30分くらい、やや薄着で外で撮影(じっとしている)なんてことをしていたため、一気に身体が冷え込みました。
この時の気温が+1度くらいだったそうです。
すっかり冷え切った体には、寝袋も暖パンもそれほど効果が無く、朝まで気絶するように横たわっていました。
逆に寒すぎてすっと眠れたというのはあるかもしれませんが、鼻水は止まりませんでした。
翌日、よく風邪をひかなかったものだと今でも不思議です。