長崎県にも黒島ってあるらしいですが、沖縄の話。
八重山諸島ももうすぐ制覇できるかもしれない。
黒島の行き方など
黒島は、沖縄県の南西部にあります。
石垣島よりさらに南西、竹富島の先ですね。
空港はないため、石垣島からフェリーで行くのみです。
2つのフェリー会社から定期船が3往復ずつ出ているので、一日に6往復(竹富島経由もあり)。
八重山観光フェリーと安栄観光には毎度お世話になります。
石垣港離島ターミナルから、時間にして25分ほどで、金額は往復3,000円ちょっとかかります。
ウッシッシ。
多くの観光向け離島は船が着くと、その時間に合わせてレンタカー・レンタサイクル屋さんが港に迎えに来てくれています。
予約していた方が確実ですが、経験上は割と空いているので、その場で申し込んでも大丈夫です。
今回はレンタサイクルを選択し、車でお店まで連れて行ってもらいます。
(港から歩ける距離ではあるのですが)
原付にしようか迷いましたが、時間に余裕はあったので電動自転車を借りました。
4時間で2,800円だったかな。
ここからは電動アシスト自転車で回ります。
神社
港の真ん前には神社があったのが気になり、戻りました。
だいぶ草が茂っていますが、膝くらいまでの高さなので歩行に苦労するほどではありません(ただ、ズボンが草まみれになります)。
鳥居には「保里嶽」とありますが、読めませんでした。
ほりたき?
奥まで行くと、ちょっと整備されていました。
こちらが本殿?に当たるのでしょうか…
撮影等控えた方が良かったのかもしれませんが、記録と記憶として。
展望台へ
そこから自転車にまたがり、続いては展望台を目指します。
島の中心にあり、そこから何か見えるかなと。
道中は、特にお店なども多くはありません。
郵便局などはありましたが、商店は島にひとつしかないですしね。
お墓の立ち位置が独特でした。
個人の土地?ど真ん中?元々、沖縄のお墓って大きいですが、それにしても贅沢な土地の使い方のように感じました。
こちらが展望台です。
高さは15mくらいでしょうか?たぶん黒島で一番高い建造物(インフラ系除く)だと思います。
隣には小中学校があります。両方合わせて20人くらい生徒がいるみたい。
遠くには牧場が見えますが、島内の至る所に牛はいるので珍しくはありません。
再び、道路を進んで、次は伊古桟橋を目指します。
伊古桟橋
黒島で一番有名なスポットが伊古桟橋でしょうか。
島内の北東部の辺りにあります。
天気は悪いのでちょっと見栄えは悪いですが、海の方に数百メートル延びた桟橋を歩くことができます。
354mもあるので、往復で700m。
誰もいなかったこともあり、私は自転車で先っぽまで行きました。
道幅も3~4mはあるので、自転車でもまあ大丈夫でしょう。
一応、時々風が強いのと路面はがたがたなので落ちないように。
あと自転車落とさないように。
これで潮はやや満ちているくらいだったのかな。
干潮だと、魅力は少し減るかもしれませんね。
黒島研究所
黒島研究所については、別記事で書いていきたいと思います。
ここもぜひ訪れるべきポイントですね。
津波石とがじゅまるハート
続いては、津波石とがじゅまるハート。
近くに黒島灯台もありましたが、あまりにも業務用灯台で老朽化していたので、特に書きません。
まずはこちらが津波石。
今から約250年前、1771年に起きた津波で海からここまで流されてきたそうです。
いまいち凄さが分からないのですが、そんな津波の記録が残っていたんですね。
そしてこちらが、がじゅまるハート。
ハート型のがじゅまるで、誰かが管理しているのでしょうか?
横から見ても、どう生えているのか謎のままでした。
ビジターセンター
黒島には、ビジターセンターもあります。
ただ、港からは他のスポットに比べても離れているので、最初にここに行く、という感じでもありません。
中には、黒島の子供たちが中心に書かれたマップや、牛との重さ比べ(要は体重計)がありました。
体重は、重さ自体はオープンにされず、「牛の体重はあなたのXX倍です」とだけ表示されます。
ちなみに私の体重の7倍くらいあるそうです。
ここでおっぱい4個の話も聞きました。
その他の道路事情など
そのほか、ビーチなども訪れましたが、海にそこまで興味はないんですよね。
綺麗なブルー?グリーン?な海を見るのはいいんですけどね。
珊瑚っぽいものがたくさん打ち上げられている場所も。
ちっちゃいヤドカリなどは見つけました。
先ほども書いたように、牛は本当にたくさんいます。
人は200人くらいですが、牛は2000頭以上いるらしいですからね。
鳥と共存している様子も見受けられました。
流石に道路にまでは出てきませんが、間近で見ることができます。
岩まで牛の形に削られています。(振り向き牛の岩というらしい)
道路事情ですが、大半は舗装されています。
日本の道100選もあるくらい。
しかし、全部の道が舗装されているわけではなく、轍のあとがあるところを通過するだけのところも結構ありました。
砂浜に近いようなところは、自転車でも困難ですしね。
坂はそれほどないですが、ちょっと油断はできない道です。
逆に原付だと転んだ時に危なかったかも。
また、島内はそれほど看板もありません。
そこまで複雑な道ではないですが、見たい場所は確認しながら進んだ方がいいかも。
ソフトバンクの携帯回線は、弱いところもありましたが、島のほぼ全てで使えました。
それで迷った結果、いい感じの道や木とも出会えるんですけどね。
最後に居酒屋ひろ
港近く、レンタルバイク屋の真ん前に居酒屋もありました。
幸いなことに、ランチ営業もやっているようで入ってみることに。
本日のランチは、刺身定食でした。これで1,000円はありがたいです。
特にかぼちゃがトロットロに柔らかくてうまかったです。
フットワークの軽い店長さんらしき人が一人で切り盛りされていました。
しかし、船が15分後だったので、一気に食べて走って港に向かいました。
そのほか、カレーや八重山そばもありました。貴重ですねえ。
そして港から船に乗り、石垣島に戻りました。
黒島研究所に数十分いましたが、ここまでで約4時間くらいの行程です。
日帰りがいいのかは分かりませんが、ささっと周るだけならば十分だとは思います。
終わりに謎のカバ。
この島にある遊具はこれだけかもしれないけど、これくらいでいいのかも。(学校にはあるかも)