個人の感想です。
iPhone15に変えたのが、8か月ほど前、そしてそのあと5G契約にも切り替えました。
5G導入前夜(世間で)ってかなり期待させるような言葉が並んでいたように思います。
LTEとかLTE-Advanceを超える最新技術で、4Gの100倍、理論値ですが下り速度は10~20Gbpsを実現可能。
「2時間の映画を3秒でDLできる」みたいな触れ込みと、とにかく遅延が少ないので様々な遠隔技術も確立できるみたいな話だったような。
それがスマートフォンに降りてくるとこの程度の性能なのか、はたまたソフトバンク回線が悪いのか、5Gの良さを一度も体感できたことがありません。
試しに外で測ってみました。
アンテナが2本分しか立ってない状態の5G。
これで4.3Mbpsなので、4G以下ですね。
3G回線は理論値最大4Mbps弱らしいので、辛うじて超えているライン。
もう少し電波の良いところ。
なんと3G回線の倍近い速度を達成しました。
更にアンテナ的にはMAX状態の5Gの速度。
24Mbpsと、理論値の1000分の1くらいの速度をたたき出しています。
ちなみに私の家のWi-Fiにつないで、同じくスマホで測ってみたら93Mbpsでした。
5Gの約4倍の速度ですので、もはや6Gと呼んでもいいのかもしれません。
それはさておき、なぜ5Gがここまで遅いんですかね。
2023年7月にICT総研が調査した山手線での通信速度の結果でも、平均で145Mbps程度のようです(ソフトバンクの場合)。
別データでMAXでも250Mbpsくらいだそうです。
それにしたって、一桁~25Mbps程度は酷過ぎというか、広告詐欺に近いレベル。
3Gから4Gの時にも思いましたが、通信速度(+端末の処理速度)が上がると広告が動画化されるなど、余計な通信負担も増えてきます。
詳しく知らないですが、表示だけじゃなく内部でもいろいろ重くなっているでしょう。
なのに通信速度の実測が出ないとなると、支障が増えるんじゃないかと危惧してますし、せめて4Gから切り替えて良かったと体感できるレベルになりませんかねえ。