モノレールで湘南江の島駅に降り立ったあたいは、そのまま江の島を目指すことにしたのさ。
湘南江の島駅、江ノ電江ノ島駅、地名は江の島。
表記ゆれがあったらごめんなさいね。
湘南江の島駅と江ノ電江ノ島駅は、徒歩1分ほどでした。
なので、ほぼ江ノ島駅スタートです。
そこから南にある江の島に向かって歩いていく途中、商店街があります。
カフェなどの軽食が中心でした。
ちょっと気になったので、たこせんべいを食べてみることにしました。
タコを丸ごとプレス機にかけるそうです。
プレス機からプシューーと高音が鳴りますが、タコの断末魔のようでした。
海沿いなので風が強く、極薄で巨大なせんべいが風で折れて地面に落としている人を2組ほど見かけました。
私は店員さんが気を利かせて半分に切ってくれたので大丈夫でした。
そんなものを齧りながら、江の島大橋を渡るといよいよ江の島です。
(正確には、車で渡るのが江の島大橋、歩いて渡った方は江の島弁天橋だそうです)
駅からは15分前後くらいでしたかね。
(GoogleMapより)
入口には、お土産、飲食店、ホテルなどがありました。
メインの通りがこちら。
青銅製の鳥居に年季を感じます。
そのまま商店街を抜けていくと、江島神社へとたどり着きます。
商店街も上り坂で、神社内も階段が続きます。
まあ神社は神社で、それほど触れずに終わりました。
登ったおかげで、遠くまでよく見渡せます。天気はイマイチでしたけどね。
そして、島の奥にある「江の島岩屋」とやらを目指すことにしました。
島の入り口から観光船に乗れば比較的楽なのですが、この日は休航になっていたため、歩いていきます。
途中、けっこうお店が多かったですね。
自動販売機などは見かけませんが、食事処や喫茶店などで体力回復は図れます。
絶壁に立つ廃墟と崖。ちょっと植物で見づらいですが、本当に出っ張った場所に建てられていました。
こちらも道中にあった奥津宮。
ここまで15~20分くらい歩いた気がしますが、まだ江島神社の一部のよう?です。
八方睨みの亀の絵があるというので探しましたが…
天井にいたんですね。(解説看板にも天井絵と書かれてました)
隣には、龍宮大神というお堂も。
江の島には五頭龍がいたという伝説があります。
暴れ者だったのが、天女に恋をした結果、守り神になった…という話だそうです。
さて更に歩くこと10分ほど、階段を多く下っていくと、目的の岩屋に近づきます。
そして、まさかの岩屋で別料金でした。
ここまで神社から30分は歩いているので、手ぶらで帰るわけにもいかず、やむなく払います。
ここからもそこそこ歩きます。
波の侵蝕と隆起によってできた海蝕洞窟で、古くは修行場として用いられたようです。
与謝野晶子の石碑。何もこんな奥に作らんでも。
道中、暗いところはロウソク(無料)を渡されます。FPSっぽい視点。
肉眼でも頑張れますが、立ち並ぶ石像などを見落とす可能性があります。
そんなわけで、暗いために岩屋内の写真はほぼ撮っていません。
天井が低い部分も多く、湿っていて滑りがちですしね。
少し開けたところもありますが…
終わりかなと思いきや、奥には第二岩屋が。
なお、ここまで30分以上階段の上り下り含めて歩いてきたので、休憩している人が多かったです。
奥には龍が鎮座していました。
ピンクの派手なやつ。
岩屋の手前には、千畳敷かのような平らな岩があり、多くの人がちょっとした磯遊びをしていました。
魚釣りや貝を取っている人もいましたね。
そんなわけで、帰りはほぼ上りの階段を再び30分ほどかけて戻りました。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を見ている人はもっと楽しめるのかもしれません。
わたしは「かまくらどの」だと思ってたくらいなので、全く知りません。
散歩にしては、なかなかタフだったなあ。
【千畳敷(和歌山)の話】
【千畳敷(山口)に寄ったのに画像も無い話】