前々から一度、行ってみたいとは思っていたんです。
京都で創業100年というのが凄いのかはわかりませんが、絶対評価、世間一般としては凄いですよね。
今回から数回に分けて(間に別記事を挟むかもしれませんが)2023年2月末の京都旅行を書いていきます。
まずは、レストラン菊水です。
レストラン菊水の場所など
京都市街を南北に流れる鴨川。
カップルが等間隔に座っているでお馴染みですが、今もそうなんですかね?
少なくとも、2月末の、日中に雪がぱらつくような気温ではカップルもほぼいませんでした。
その鴨川を横断する、いくつかある橋のうち、四条大橋の東側にそびえ立つ洋風建築がレストラン菊水です。
最寄駅は祇園四条駅。
向かいには南座が並び、京都でも多くの人が集まる四条通りにあります。
菊水の概要など
もらったパンフレットを読んでみると…
元々は瓦せんべい屋だったそうです。意外なルーツ。
そこからハイカラ思考で10年かけて、西洋レストランにしたそうな。
建物も大正15年(1926年)築なんでしょうか?
1階は手の届くお値段
1階はローテーブルを中心に、カジュアル目なレストラン・パーラーになっています。
席数は50席くらい?割と適当な感覚値です。
メニューは1階と2階で異なるようです。
2階の本格フレンチはお高いので、今回は1階です。
こちらが1階メニュー。
単品メニューか「定食」が選べます。
お値段はだいたい2000円前後。
定食という和風なメニュー名ですが、サラダ、スープ、ライスorパン、デザート、コーヒーor紅茶がつく、ちょっとしたコースになっています。
席は、低めの円卓&椅子か、ソファー席です。
私は円卓でしたが、どっかり座れる高さなので、意外とくつろげる高さでした。
定食をいただく
まずは前菜のサラダとコーンスープです。
シンプルなコーンスープを飲んだのは久しぶりかも。
せっかくなので、雰囲気的にグラスワインもオーダー。
続いて、鴨のと九条ネギのハンバーグ。
鶏肉なのでちょっとつくねっぽい食感・味でしたが、鴨だからか普段の焼き鳥より脂を感じます。
こっちはビーフカツレツ定食。
牛肉は見た目通りレアで、柔らかくジューシーです。
そこに衣がちょっとアクセントになる感じ。
ステーキとして食べても美味しいんだろうなあ。
そしてデザート。
メインがだいぶ濃い味の料理だったので、ヨーグルト風味のアイスがさっぱりとして美味しかったですね。
流石は老舗
というわけで、満足して帰りました。
外観・店内はレトロな感じもしつつ、温かみもあるような雰囲気です。
2階のコース料理も1万円もあれば十分食べられるので、全く手が届かないようなお値段ではなさそうです。
マナーとか、食事時間が長くなりそうなので、行きませんでしたが…
こういう、老舗の洋食屋さんって何となくの憧れがあるんですよね。
昔、千葉駅の辺りにも「ほていや」という店があったのですが、創業100年に届かず95年くらいで閉店してしまいました。
というわけで、京都のレストラン菊水の訪問記でした。
今回行ったのは日曜の夜でしたが、そこそこ空いていたので、京都に行く際はふらっと寄ってみてもいいかもしれません。
過去の京都記事