噂には聞く牛久大仏。
今回、その巨大さを確かめるべく、車を北に走らせて、茨城県牛久市に行ってきました。
<目次>
- お分かりいただけただろうか…
- 牛久大仏の場所など
- 敷地内に侵入
- そもそも牛久大仏とは何か?
- 大仏との対面
- それでは胎内へ
- 3階は蓮華蔵世界:黄金の景色が広がる
- 2階は知念報徳の世界、写経スペース
- 大仏の周辺
- あみプレミアムアウトレットで一部割引が受けられる
- 感想まとめ
お分かりいただけただろうか…
車を走らせていたところ、はるか前方に、何か大きな人型のモノが見える。
あみプレミアムアウトレット。
華やかなショッピングタイムを演出する空間の向こうに、何か青銅色の人影が…
牛久大仏の場所など
飽きたのでここからは普通に書きます。
場所は茨城県牛久市。車なら、圏央道の「阿見東IC」から5分とかかりません。
かたや、鉄道はJR常磐線・牛久駅下車してバスで20~30分と、ちょっと遠い。
周辺に行けば遠くから見えるかなと思いましたが、少なくとも南側から北上してきた私には、近くまで行かないと見えませんでした。
けっこう、木や住宅が近いので、開けた場所がないと見えづらいようです。
営業時間は9:30からスタート。
10~2月の間は16:30まで。
それ以外は平日17:00、休日17:30までやっています。
敷地内に侵入
入場料の800円(胎内セット)を購入し、さっそく中へ。
展望台って言いきってるけどいいのかしら。
大仏のみドーンとあるわけではなく、一応周辺にもいろいろある様子。
チケットを買う様子と、それをみる大仏の様子。
さっそく中へ。
この台の上で、記念撮影をするのでしょうね。
そして大仏の頭部のレプリカが。
「この頭部の1000個分の大きさです」と書いてありますが、もはや分かりません。
ここでもうちょっと上手く撮れば、「大仏をバックに自撮りする大仏」っぽく撮れたかなあと後悔している。
そもそも牛久大仏とは何か?
ここで改めて大仏の紹介が書かれています。
スペックは物凄く恵まれた体型ということは見ての通り。
身長120m、体重3,000トン、左手だけで18m、目が2.5m。
この牛久大仏は、東京の「東本願寺」が1992年に造ったもの。
阿弥陀如来の12の光明というのがあるらしく、それにちなんで120mだそうです。
もともと、茨城県は浄土真宗の親鸞氏とゆかりがあり、20年ほど暮らしたことがあることから、ここに建てたようです。
大仏との対面
運よく、誰もいないタイミング(というかこの日の一番乗り)を獲得できました。
門をくぐると、大仏の目の前に立つことができます。
やはりでかい…!
後ろを振り返ると、大仏が反射してこちらを見張っていました。
ちなみにこれがくぐってきた門。
ちょっとずつ近づいてみます。
足元に、「日本一の大香炉」というものが。
たぶん大きいんでしょうが、これで日本一なのか…?
というより、大仏の大きさのせいで、相対的により小さく見える。
次に「横超の橋」という2~3mくらいの橋がありました。
「南・無・阿・弥・陀・仏」の6歩で渡るようです。
パ・イ・ナ・ツ・プ・ルで渡りました。
そして本当の足元まで行くと「立ち位置」というバミリがありました。
まずは立ってみます。
そこから見上げた大仏。もはや高すぎて大きさがよく分かりません。
それでは胎内へ
大仏の後ろに回り込むと、胎内への入り口があります。
トイレはないとのことですので、気を付けて。
中に入るとまず、係の人の案内で、真っ暗な個室に1分ほど閉じ込められます。
そこで、この空間や大仏の簡単な説明を聞くことができます。
「暗室は、欲望による闇を示していて、そこに大仏様の智慧による光が差し込む」というような演出の後、自動ドアがスッと開きます。
すると、何ともムーディーな雰囲気が漂います。
あまり仏教的なムードではないのですが…
反射しちゃってますが、ライトアップされた仏像がいくつか。
階段を上がると、大仏にまつわるものや、建築方法などが展示されています。
顔の設計。
これが実物大の足の指だそうです。
その後は、エレベーターで5階へ。
高さは120mですが、最上階は85mです。
大仏ロボットのコクピットのあたり。
たぶんこの景色は、物流倉庫っぽいものが見えています。
仏教に関するインドの伝承も書かれています。
大仏の胸の真ん中に3つの窓が空いていますが、ここがその場所です。
3つの窓からは同じ景色が見え、心を一つにすることを表現…というのは、分かるようでよく分かりませんでした。
誰と誰の?
なお、4~5階にはちゃんと仏舎利も置かれていました(仏の骨)。
そういうのがあると、厳かな雰囲気になりますね。
3階は蓮華蔵世界:黄金の景色が広がる
4階から下は、一気にエレベーターで下って25m地点、概ね大仏の足元に降りてきました。
3階には「蓮華蔵世界」=極楽浄土が広がっています。
ここには、約3,400体の金の仏像が並んでいます。
30万円くらいからここに入居できるそうです。まだ空きアリとのこと。
余談:タマちゃん久しぶりにみた。
皆さん覚えていたでしょうか。
2階は知念報徳の世界、写経スペース
さて、2階に降りてくると、写経スペースが広がっています。
全部で77席あるとか。
せっかくなのでやってみました(200円)。
文字をなぞるタイプですので、誰でも簡単にできます。
が、筆ペンがまともに使えるのが少なく、これで8本くらい取り換えて、
何度もなぞり書きをしてようやく見えるレベルの濃さでした。
やや罰当たりっぽい絵を残し、奉納してまいりました。
大仏の周辺
大仏だけではなく、小動物が居ました。
画像は、うまく撮れてないけどシマリス。
仲見世には、お土産屋さんが8軒くらい?並んでいました。
クインシーメロン味のソフトクリームが人気のようです。
私もせっかくなので食べてみました。
大仏&ソフトクリーム。
あみプレミアムアウトレットで一部割引が受けられる
なお、あみプレミアムアウトレットが車で5分くらいなので、お買い物したい方はぜひどうぞ。
大仏入場のチケットの半券をインフォメーションカウンターにもっていくと、割引パスポートと交換してくれます。
感想まとめ
信心の浅い私ですが、何となく厳かな雰囲気は伝わってきました。
ただ、公式ホームページのどこかにも「仏教テーマパーク」と書かれていましたが、ある意味エンターテイメントの一つでいいのかなと思いました(熱心な人に怒られるのかもしれませんが)。
そもそも浄土真宗自体、昔から肉食妻帯OKということもあり、色んなことに寛容なのかなと思います。
なので、「大仏でけー」という敬意の薄い感想でもいいのかと思いました。
大仏でけー。