G-log 日々思うこと

GOです。旅・ゲーム・その他なんでも。雑記ブログなので、散らかしています。仲良くしてね。お問い合わせはTwitterかコメントで。

【映画】「ボヘミアン・ラプソディ」を観た感想。QUEENの伝説は終わらない?

映画は、Somebody to love(邦題:愛に全てを)から始まる。

数々のQUEENの名曲と共に、フレディ・マーキュリーの半生を振り返る映画です。

先にお断りしておくと、私はそこまでQUEENに詳しいわけではありませんので、ご了承ください。

それでも、映画は感動しましたね。

 

f:id:GK_GK21:20181109225648j:image

 

 

念のためですが、ネタバレは含みます。

ストーリー的には、QUEENファンなら誰でも知っているので、ネタバレも何もないんですけどね。

YoutubeのQUEEN公式の、Bohemian Rhapsodyを聴きながらお読みください。

 

www.youtube.com

 

QUEENの結成からフレディの死まで

映画は、QUEENの結成からスタートします。

ギターのブライアン・メイと、ドラムのロジャー・テイラーが組んでいたバンドのボーカル兼ベーシストが急きょ脱退したところに、

フレディ・マーキュリーが声をかけたことがきっかけで、ボーカルとしてフレディが参加します。

その後、ベースにジョン・ディーコンが参加し、今のQUEENのメンバーが揃います。

正式にQUEENという名称になったのは、1971年とされています。

 

瞬く間に、QUEENは売れていきます。

学生のバンド活動から、3年後の1974年には全米ツアーを敢行。

この頃(1975年)の「ボヘミアン・ラプソディー」の誕生エピソードもふんだんに映像化されています。

 

その後は絶頂とも言える時代が続きましたが、フレディとその他のメンバーに亀裂が発生。

傲慢さを増し、ソロ活動にも無断で取り組もうとしたフレディと、印税やアルバム収録などで不満が溜まっていたバンドメンバーが深刻に対立。

フレディの生活も荒れていきました。

 

その後、ライブ・エイドという1985年のチャリティライブをきっかけにバンドは復縁。

映画の最後は、そのライブの再現で締めくくられます。

 

フレディの複雑な人生

熱心なゾロアスター教の家庭に生まれながら、音楽の道を目指したフレディ。

恋人だったメアリーとは婚約まで(?)至ったようですが、

自身がゲイであることから、メアリー自身も離れていきました。

当時は今以上にLGBTに理解のない時代で、ゲイ疑惑はフレディ自身もバッシングを受けるひとつのきっかけになってしまいました。

 

また、バンドメンバーと対立した後は、特に生活も乱れていきます。

彼の周りには、彼の金目当ての人間が取り巻いており、真の友達がいませんでした。

しかし、友人として訪れたメアリーにより目を覚まし、バンド活動も再開していきます。

ただ、この頃には既にエイズに侵されており、自身も先が長くないことを自覚していたようです。

 

LGBTとエイズ

上にも書きましたが、フレディはゲイであり、エイズにも罹患してしまいました。

そのことを、まず自分自身で受け入れるというだけで、ものすごく大変なことでしょう。

メアリーの事は(少なくとも友人としては)最大級に愛していたようですし。

アーティスト、パフォーマーとして、間違いなく栄華を極めたフレディですが、

エイズによる死の恐怖に打ち克つのも非常に悩んだことと思います。

その恐怖を出さずにステージに向かう彼の姿が、また格好いいんですけどね。

 

死・死との闘いをテーマにした歌詞

制作当時は、まだエイズや具体的な死を意識していなかったかもしれませんが、

いくつか、死にまつわる歌詞が出てきます。

例えば、ボヘミアン・ラプソディではこんな感じ。

I don't wanna die,
I sometimes wish I'd never been born at all

(まだ死にたくない、時々生まれてこなければ良かったと思う)

フレディの半生を観た後に、この歌詞は熱唱する姿は、かなり心動かされるものがありました。

 

ライブ・エイド

映画のラストは、「ライブ・エイド」というチャリティライブの様子を再現したもの。

詳しくはWikipediaを参照してください。

ライヴエイド - Wikipedia

 

ものすごい規模ですね。

1985年というと私が生まれた年ですが、音楽の力の大きさが感じられます。

今の音楽には、こんな力はないんじゃないでしょうか。

 

映画を観た感想まとめ・終わらない伝説

何をおいても、「格好良い」映画でした。

一度は堕落しますが、死の恐怖と戦いながら、ステージに再び立つフレディ。

最後のWe are the championは感涙しました。

QUEENのにわかファンの私でも楽しめましたので、多くの方にも刺さる映画なのではないでしょうか。

 

フレディ・マーキュリーを、昔はネタキャラとして見ていたことを反省します。

「魁!クロマティ高校」のせいという気もする。

 

なお、エンドクレジットは、「Don't stop me now」からの「Show must go on」でした。

まだまだQUEENの伝説は続くのかな。

 

おまけ:FOX MOVIESのアンケートによる、QUEEN楽曲総選挙ベスト10

映画に先駆けて、QUEENの楽曲総選挙(第一弾)が行われていました。

以下、ベスト10のみ転載させていただきます。

f:id:GK_GK21:20181109225637p:image

1位:ボヘミアン・ラプソディ

2位:キラークイーン

3位:ドント・ストップ・ミー・ナウ

4位:ウィー・ウィル・ロック・ユー

5位:ボーン・トゥ・ラブ・ユー

6位:手を取り合って

7位:サムバディ・トゥ・ラブ(愛に全てを)

8位:アナザーワン・バイツァ・ダスト(地獄へ道連れ)

9位:ウィー・アー・ザ・チャンピオン(伝説のチャンピオン)

10位:アンダー・プレッシャー


私としては、初めてフレディ・マーキュリーを観たのが「ボーン・トゥ・ラブ・ユー」のPVで、その映像が衝撃的でした。

ヒゲの半裸のおっさんが熱唱している映像だったのですが、一歩間違えば変態チックにも見える(失礼)のに、大変格好良いと感じたのを覚えています。

ぜひご覧ください。

www.youtube.com

 

 

その後、中学生~高校生くらいだったと思いますが、即DVDを購入いたしました。

 Amazonで調べたら、8000円に値上がりしていました。

プレミアでもついたんですかねえ。 

 

〝こんな記事もあります〞