先日も紹介した、ケイデンス・オブ・ハイラルをクリアしました。
そこで改めて感想です。というか愚痴です。
ネタバレを含みますので、ご注意ください。
前回のレビュー
前回のレビューはこちらをご覧ください。
慣れないリズムゲーに戸惑うGOさんの様子が分かりますね。
改めて、ストーリー(適当)
オクターヴォを倒したけれど
4つの楽器を盗み、王様、ゼルダ、リンクを眠らせた音楽家オクターヴォ。
しかし、4つの楽器を取り戻したリンク&ゼルダは、オクターヴォを打ち倒す。
なお、戦闘はリンクとゼルダを交互に使い分ける必要があります。
ここまでほぼリンク一本で戦ってきたので、多少の操作感覚のズレがありました。
それでも諦めないオクターヴォは、リュートを使って時空を超え、未来のハイラル国へ。
※なお、ケイデンス(主人公?)は、オクターヴォ戦の直前に、特に盛り上がりなく仲間になりました。
未来のハイラル城へ
未来のハイラル城。そこは、悪のガノンが支配する世界に変わっていた。
オクターヴォはガノンに挑んだものの、返り討ちにあってしまう。
リンクとゼルダが、オクターヴォの仲間たちを始末していましたからね。
(オクターヴォは実は良い奴だったですかね。ひっそり悪と戦ったデデデ大王的な)
そこでゼルダ、リンク、ケイデンス(土木女子)の3人でガノンに挑みます。豚さん。
3人まとめて操作します。ガノンはバリアをまとっていますが、一度攻撃すれば破壊できます。
最後はトライフォースの力でガノンを封印します。
エンディング
自分の世界に戻れないと嘆くケイデンス。
しかし、ゼルダとリンクは言いました。「トライフォースの力を使えば、(都合よく)世界に帰れる」と。
~完~
ん?これだけ?
これってリズムゲーなの?(動画あり)
それでは感想をつらつらと…
まずはこの動画をご覧ください。極力、音声アリで。
私のプレイヤースキルはさておき、これってリズムに乗ってると言えるのでしょうか?
行動は連続でできているので、リズムは合っているはずですが…
何か曲と動きが全く合っていないように感じるんですよね、プレイしていても、観ていても。
その違和感により(曲にも寄りますけど)、リズムゲームなのにあまりノリ切れないというストレスが終始付きまといました。
もっとノリノリでリズム帯を強調したような曲であれば、もっと楽しかったのではないかと思います。
ゼルダシリーズのBGMを多少アレンジした曲がほとんどのようですが、それにもっとビートが欲しかったなあ😗
全体的な感想
クリア時間は、放置時間がかなりあったのですが、20時間程度でした。実質は10時間くらいですかね。
一言で感想を言えば、圧倒的なボリューム不足です。
クリア時に世界ランクが出るのですが、裏技使用という前提はあっても20分でクリアできるとか。普通にやっても慣れれば数時間ですかね。
そして、ストーリーが非常に薄っぺらいです。
楽器が奪われた⇒奪い返す⇒ガノンが出てきた⇒封印。
未来のハイラル城で、ここからさらに冒険が始まるのかと思いきや、あっさりでした。
特にドラマ性もありませんし、唐突なガノン復活です。そして、あまりゼルダの伝説シリーズに詳しくない私には、ガノンの正確なキャラ付けが分かりません。
スマブラのガノンドロフが人間形態で、豚が本性みたいな設定は何となく聞いたことがありますが…
さらに、元々のゲームであるクリプト・オブ・ザ・ネクロマンサーもやったことがないので、ケイデンスがそちらの出身なのかも分かりません。
結局、彼女は何だったのやら…
そしてラスボスが弱すぎました。
敵に囲まれてリズムを乱された時に数回死亡しましたが、それ以外は特に苦労することなくクリア。
意外と体力もなかったですし、攻略方法もシンプルでした。
全体として、もうちょっと長くじっくり楽しめたら良かったと思います。
パッケージソフトとしては安いですが、ダウンロードソフトでこのボリュームでは、2980円は少々割高な感じがします。
まあ元々のゼルダの伝説ファン、そしてクリプト・オブ・ザ・ネクロマンサーファンの方は満足するのかもしれません。
前回も書きましたが、いっそリズム要素を失くしてしまえば・・・とも思いますが、そうすると劣化スーファミ版ゼルダの伝説だしなあ。
まあ要するに、私には合わなかったというお話です。
ダウンロードランキングは1位のようですので、やってみるのも悪くないとは思いますが。