2019年10月20日をもって、この展示は終わってしまってますが…
「ミュシャと日本、日本とオルリク」展に行ってきました。
2020年はチェコとの国交100周年
チェコがいつチェコスロバキアから分かれたのかは、1993年とだいぶ前でした。
ですが、未だに「チェコスロバキア」と、いっしょくたにしてしまいがちです。
そんなヨーロッパのチェコ出身のミュシャとオルリク、そして日本との関わりを展示したものです。
ミュシャと日本、日本とオルリク
ミュシャの作風は、一度は観たことのある人も多いでしょう。
(ここだけ写真撮影OKでした)
ポスターや挿絵画家として売れたミュシャですが、日本の作品にも大きな影響を与えています。
それについては、渋谷のBunkamuraで開催されていた「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ」の方が詳しいです。
かたやオルリクは初見ですが、ミュシャと同じくチェコ出身。
そして彼は1900年に日本を訪れているそうで、その当時の日本を描いた作品もいくつか展示されていました。
ミュシャと日本、日本とオルリク展感想
さて感想ですが…
ミュシャは元々好きなので、大きな作品もいくつかあって良かったです。
一方でオルリク。1900年当時に日本に来たという事実は時代背景を考えるとすごいことで、更に日本の職人や街並みなどを丁寧に描いている点も良いと思います。
ただ、作風は比較的普通(?)なので、「西洋人から見た日本」というような分かりやすい特徴があるわけではありません。
また、両人の作品以外の作品がかなり多く展示されており、それがかえって分かりづらかったなあと。
それにしても、今回の展示が全て撮影禁止というのも今時はどうなんでしょうか?
森美術館はSNS発信を基本OKにしており、それで集客に努めていますが、そこの線引きは難しいのですかね。
ふなっちょ(ミュシャバージョン)
さて、帰ってきてすっかり影響を受けたので…
ミュシャ風の絵を描けるのか?ということで描いてみました。
絵心は全くない私ですが、それにしては雰囲気は出ているのではないでしょうか。
色を塗ってみた。
ミュシャは鮮やかな色合いが売りのひとつだと思いますが、色鉛筆では鮮やかさが少し足りないように思います。
みんなも白黒版を使って、色を塗ってみよう!
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