Switchゲーム紹介のコーナー。
今回は「tErrorbane/テラーベイン」です。
一言で言えば、作りかけのRPGのエラー・バグを発見するゲームです。
テラーベインの概要
まずはこちらの動画で、冒頭をご覧ください。
一応、文章+画像でも説明します。
ゲームはいきなりブルースクリーンから始まり、プログラマーらしき人物との会話になります。
プログラマーに頼まれ、ゲームの体験プレイを行うことになりました。
そこで気が付いたバグや不具合を書けと言われます。
プレイヤー(自分)は、このバグだらけの作りかけゲーム「テラーベイン」のバグをとことん発見してやろうと心に決め、テラーベインをプレイしていきます。
バグを探すゲーム
というわけで、バグを探します。
一応ストーリーもあります。
ゲームは、主人公のテラーベインを操り、伝説の剣エバースチールを見つけ、魔王ゾンダー、その手下のクボルグを倒し、平和を取り戻そうというものです。
バグは相当数あります。
ただ歩いているだけで世界が崩壊したようにもなりますし、色がバグっているのはしょっちゅうです。
ところどころ、わざとバグを発生させることでストーリーが進みます。
一応、RPGとしてのメニュー画面などがありますが、例えば「設定」はバグりますし、アビリティや召喚などは大半が読めません。
こんな風にバグることも。
戦闘もあるにはあります。FF風です。
ただし戦闘もバグって、適当に勝ったり負けたりします。
様々なパクり
このゲームは、様々なゲームをパクりつつできたRPGです。
例えば、FF系のネタは結構出てきます。
エバースチールも、戦闘画面もそんな感じですしね。
車を手に入れると、フィールド上に「?」ブロックが現れ、甲羅が出てきます。
つまりはマリオカートのパクりですね。
(ちなみにバグのせいで、車に乗ると移動速度が超低速になります)
こちらはポケモン風。
エンディングへ(ネタバレ)
なんだかんだラストバトル(約1時間程度で到達)。
エバースチールを見つけますが、レベルが足りません。
プログラマーのはからいで、レベルアップ。
エバースチールにより、画面内を画面ごと斬れるようになりました。
しかし、唐突にトレーディングカードのデッキの話が出てきました。
そして最後はいきなりカードゲームになっていました。
ルールは一応あるのですが、途中からそのルールもなんでもありになっていきます。
もはや説明も面倒なので、その後カードゲームに勝つと、エンディングを迎えました。
終わり。
感想まとめ
ゲームのバグを発見するゲームと書きましたが、一部はバグを利用して進むということもあり、それなりには練られているのかなと思います。
クリア後は、チャプターごとに選択ができます。
普通にプレイしただけでは半分程度で、全てのバグを発見できていませんので、それがやり込み要素になっているようです。
ゲームのボリュームとしては2時間程度でクリアできますので、ちと物足りないですね。
こういう突っ込み待ち丸出しのメタネタゲームは個人的にはそれほど好きではありませんので、逆に言えば2時間程度で終わって良かったかなとも思いました。
まあ人を選びますが、発想としては面白いのかなと思うバグもいくつかありました。
過去ゲーム紹介記事
本当のバグで残念だったゲームたち。
(私がプレイしたときのジャンプに関する不具合は、すぐに修正されたようです)