Switchゲーム紹介のコーナー。
今回は色彩変化×ローグライクという新ジャンルの「虹のユグドラシル」です。
新ジャンル?
まあ嫌いじゃあなかったんですけどね。
ゲームのあらすじ
真っ白で色のない世界で目覚めた記憶を失った少女。
しかし、世界樹ユグドラシルだけは虹色に輝いていた。
行き場のない少女はユグドラシルへと向かうと、木の内部は迷宮のようなダンジョンだった。
ノルンという、同じく記憶を失ったユグドラシルの女神とともに、自分と世界の記憶を取り戻すため、世界樹を登っていく。
冒頭の動画
動画を撮っておいたので、良ければご覧ください。
色彩変化とスキル
ユグドラシルはかなりの階層に分かれています。
1階層クリアするごとに、人類の歴史の記憶が取り戻されていきます。
ゲームとしては、要するに不思議なダンジョンですが、ダンジョン内でもレベルはありません。
このゲームの主人公は、色彩によって強くなります。
具体的には、アイテムを拾ったり敵を倒したりした際に、RGBの三原色を拾っていきます。
その分の数値が集まると、実際のRGB(0~255)に応じた色に変化していきます。
G(GREEN)を中心に集めると、緑っぽくなりますし…
B(Blue)多めでちょっと赤があると、紫っぽい色になります。
各色は属性も表し、みつどもえになっています。
また、武器と防具は同じ種類を合成することで強化できるので、レベルの代わりに武器防具の持ち込むことで楽できます。
また、ダンジョンをクリアするにつれて(1個のダンジョンは10分前後でクリア可)、スキルを覚えていきます。
これも持ち込み制で、集めたRGBの数値を少し使って強力なダメージや範囲攻撃、バフ・デバフを与えられます。
画面の狭さと敵の動きと
これまでの画像を見てもお分かりの通り、このゲームの画面の半分以上は「操作説明」です。
真ん中の3分の1の上半分、つまり6分の1くらいがゲーム画面。
これはどうにかならなかったのでしょうか…
調べるまでもないのですが、スマホゲームから移植なのでしょう。
それにしても、もう少し拡大してほしかったものです。
敵は装備さえ整っていればそれほど怖くないのですが、まず見た目がかなり似ていてどれがどんな敵か分かりにくいです。
また、結構な種類の敵が「2マス攻撃」を仕掛けてくるので、近づくことなくやられてしまうことも多々ありました。
あとは不思議なダンジョン系なのに、フロアマップはありません。
そのおかげで敵がフロア内にいてもわかりません。
なので上のような遠隔攻撃も受けがち。
幸い、フロア自体はかなり狭いので、地図はなくても何とかはなるのですが…
逆に言えばもっと広くて地図があってほしかったかな。
感想まとめ
不思議なダンジョンは嫌いじゃないですし、画面構成や二人の立ち絵以外にイベントCGなどが一切なかったり(これは最後にはあるのかもしれませんが…)とかは我慢できるんですけどね。
途中でプレイしなくなった一番の理由は、フリーズです。
Switchのスリープ機能から復帰した際、5回中1回の割合で、フリーズしました。
音楽などは鳴っているのですが、操作を一切受け付けなくなります。
(再スリープ&復帰やコントローラーの抜き差しは問題なく、ホームボタンだけは有効に動く=このゲーム内だけのバグ)
また、スリープに弱いのは仕方ない(?)としても、それ以外にも時々動けなくなるフリーズのような現象を食らってしまいました。
こうなると、せっかく苦労して上り詰めたダンジョンで、見えない敵と戦うのはつらいので、一気にやらなくなってしまいました。
色彩変化していくこと自体はいいのですが、こちらで意図して変化もできないですし、基本はアイテムを拾って色が変わっていく…くらいで戦略性もそこまで堪能できませんでした(これは私が悪いかも)。
というわけで、個人的にはその辺りがちょっとなあという感じです。
過去ゲーム紹介記事