Switchゲーム紹介のコーナー。
150回目の今回は、「風来のシレン6 ~とぐろ島探検録~」です。
「風来のシレン5 フォーチューン何とか」が残念だったのですが、こっちはなかなかいいですね。
今回の記事で、Switchゲーム紹介が150になりました。
書いてないゲームもありますが、少なくとも150種類はSwitchゲームをやったんですねえ。いい歳して。
ゲームの概要
風来のシレンシリーズを今更語る気がありませんが…
主人公のシレンと相棒のコッパが旅してました。
とぐろ島に来ました。
宝物あるぜ。
みたいな。
そのとぐろ島の奥にいる、ジャカクーという魔物の腹の中に、宝物があるとかないとか、女の子がいるとかいないとか。
不思議のダンジョン
不思議のダンジョンを生み出したシリーズですので、ゲームはもちろん不思議のダンジョンです。
ダンジョンはランダム、落ちているアイテムもランダム、死んだらレベル1で持ち物も全て失う。
階段や出入り口を進むと次のフロアに行け、最終フロアに到達(又はボス撃破)でクリアです。
細かいルールはダンジョンによって多少異なりますが、おおざっぱにはこんな感じ。
新要素:デッ怪
特筆すべき新要素は、デッ怪モンスターです。
これは特定のフロアやダンジョンに登場する巨大なモンスターです。
攻撃を受けると、盾があっても100ダメージを超えます。
また、正面や斜め方向からの攻撃・杖などを無効化します。
ただ後ろからの攻撃には弱く、どんなものでもぶつければ倒せます。
厄介なのは、デッ怪モンスターが出現するホールが、ダンジョン内をランダム移動するので、いきなり目の前にホール→デッ怪がいきなり出現というパターンもあります。
ただ、動きは鈍足なので、割と逃げることは可能です。
正直、このデッ怪は操作ミスがあると即死するというだけの存在に近く、倒しても経験値10とかなり低いため、無駄に時間がかかるだけという印象でした。
それでもシレン5の夜システムよりはだいぶマシです。
デッ怪だけ出てくるダンジョンもありましたが、無駄に長くてつまらなかったです。
あとは、満腹度が150%を超えるとHP・攻撃力が上がる「どすこい」モードというのもあります。
これはたまに発動するのですが、強いものの無くてもどうにかなることが多く、狙って発動もしづらいため、あってもなくてもいいかなと思います。
感想長め
良かったところは、シンプルなシレンに戻ったという印象です。
シレン5もプレイしたのですが、「夜」システムがかなりとっつきにくく、正直つまらなかったです。
5は、武器防具の解説も変にネタっぽい感じで、雰囲気もいまいち。
それに比べると原点回帰を目指したという本作は、余計なものがなくなっていて良かったです。
操作性も、5に比べるとかなり改善されているような印象を受けました。
ダッシュなどもしやすくなってますし、テンポも向上。
悪い点がないかというと、そうでもないんですけどね。
例えばマップの視認性。
なぜか水路やそれ以外の通れない道までマップに刻まれていくため、非常に分かりづらくなっています。
また、特定のダンジョンでは、画面そのものが派手派手で見づらいことも。
個人的に不満な点は、まず道具破壊系のモンスター。
今回、忍者が登場するのですが、そのうちの火を操る忍者が次々とマップ上の道具を燃やしていきます。
それ以外にも畠荒らし系と呼ばれるモンスターもいるのですが、このどちらかがマップ上にいると道具が拾えない上に対策がほぼ取れないという、不思議のダンジョンの魅力を削ぐだけの存在に感じました。
難易度はどちらかというと低いと思いますが、結構大味なゲームになったように思います。
敵は序盤から攻撃力が高め。
ダンジョンスタート→隣のフロアであなぐらマムル2匹→1度攻撃をミスして即ゲームオーバー。そんなことがざらにあります。
あとは攻撃の命中率が、「シレンってこんなに低かったっけ」というくらい低いです。
3連続ミスもかなり多いですし、矢などの投擲はかなりの頻度で外れます。
1度だけですが、6連続で矢を外して殴り殺されたときは流石に酷いと思いました。
直線上にいると特殊攻撃をしてくる敵(ボウヤー、ドラゴン、がいこつまどう等)が、直線上だと限りなく100%に近く特殊攻撃をしてくるのも、これまでのシレンと違う印象です。
ボウヤー系はさておき、ドラゴンも100%炎を吐いてきますし、ゲイズ系も20連続混乱攻撃をしてきたこともあります。
そんなわけで、装備が強かったりすればサクッと行けることもあれば、あっさりハメ殺されることもあるので、難易度の評価は難しいです。
オンラインで助けたり助けられたり、オフラインでも自分で自分を助けに行ったりするのは良いと思いました。
仲間もいますが、あまり出現率が高くないので、そこまで思い入れはありません。
1,000回遊べるかは分かりませんが、1階即死も含めて300回くらいは遊べています。
フルプライスですが、まあいいんじゃないですかね。
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