地球の歩き方は、以前「タイ」を買って以来、2度目です。
ちなみに行ったことのあるジョジョ関連の場所は、仙台とイタリア(ローマとポンペイ)のみです。
「ジョジョの奇妙な冒険」の主に3部(日本~エジプト)、4部(仙台)、5部(イタリア)を中心に、世界のいろいろな町・文化・歴史などを紹介しています。
特に4部(S市=仙台)辺りは充実しています。
なお、1部、2部はまだイギリスとイタリアメインだからマシとして、7部の19世紀末アメリカは、大した情報はありません。
6部のアメリカ情報として、刑務所なども紹介されています。
ただ、少し半端かなあと思いました。
半端と言うのは、ジョジョネタ的な意味ではありませんし、むしろネタは大量にちりばめられています。
しかしながら、ジョジョネタの部分と本当の現地紹介の部分が中途半端に混合しているので、結果として読みづらい印象でした。
本当っぽく書いている部分も、「いやこの部分も原作ネタ?」なのかと疑ってしまいまして。
例えば、第三部の香港で、花京院がテーブルに指をトントンやって「ありがとう」のサインをするというシーン。
本書の説明ではこのようなで書かれています(一部略)。
「2~3回たたくとありがとうのサインになるので覚えておこう。手袋を外せというマナーはないが、もし外さないまま食事をしていると、とある男から「あなたの左腕は右腕ではあるまいな?」という奇妙な質問を投げかけられるかもしれない」
1文目は本当なのだろうか…?まあ香港には行かないからいいんですけどね。
全体的にこんな感じなので、何となく食傷気味になりまして。
「本当はこう、原作ではこうだ!」みたいな分かりやすい紹介だったら良かったんだと思います。
10年以上前とはいえ原作を少なくとも5周くらいは読んでいるので一通り分かりますが、純粋に「本当の舞台はこうなっているんだぜ」というくらいで良かったです。
世界のいろいろな場所を軽く知っていくという程度では、ジョジョきっかけで少し教養が追加されたのでいいのかな。
仙台の思い出
仙台には3回くらい行っていますが、いつも駅周辺ばかり。
エジプトも行きたかったんですけどね。