※2020年3月21日現在、エジプトも日本人の入国は制限されています。ご注意ください(赤字のみ追記)。
最近になって、ようやく海外旅行への抵抗が少しですが失くなってきています。
まあ30歳もとっくに過ぎて、遅い気もしますが。
だいぶ前に、47都道府県ひとり旅を制覇し、さらにその後にポケモンを捕まえる旅も終えたことも一因となっていると思います。
というわけで、3月の休みにはエジプトに行こう!としていたのですが、コロナで断念したお話。
コロナウイルス感染は怖くないんだけど
正直に言えば、ウイルス感染自体はそれほど恐れていません。
不眠症とアレルギーはあるものの、体力自体は平均男性くらいは恐らくあるので、私がかかって重症化するくらいなら、もっと爆発的に重症患者が拡大していることでしょう。
そしてあくまで個人的な視点で言えば、独り身で小さい子もいないので特に影響もなく、また花粉症なのでマスクはどのみち必須装備。
うがい手洗いもそうですが、顔も頻繁に洗うようにしています。
ただ、怖いのは問答無用で隔離されることですね。
これだけ騒がれてしまっていると、ひとたび陽性または発症した場合に何をされるか分かったもんじゃありません。
例えば行きの飛行機で、もっと手前なら空港行きのバスの中で感染者が出てしまった場合、恐らく私もアウト扱いされます。
乗車中or乗車直後で分かってしまったら、即隔離。
場合によっては、エジプトで隔離される可能性もあります。
そのままピラミッドに封印され、ミイラ取りがミイラになるかもしれません。
キャンセル料の計算
というわけで、泣く泣くHISに行って、エジプトツアーのキャンセルの申し出をしてきました。
やはりここ一週間で、さらにキャンセルする人が増えているそうです。
一応、お金の話をしておきますと。
HISの規定で、出発3日前~60日前ならキャンセル料は20%で済みます。
またあくまで代金はHIS分だけなので、オイルサーチャージや保険料などは、丸々返ってきました。
つまり20%の計算外です。
含まれるのは、いわゆるツアー代金です。
それに加えて「おひとり様追加料金」は対象となってしまうので、その分の20%は戻ってきません。
整理すると、今回の私の場合。
旅行代:13万円
おひとりさま:2万円
オイルサーチャージ・保険等:4万円
合計19万円支払い済。
返ってこない金額は、
(13万円+2万円)×20%=3万円
というわけで、3万円がキャンセル料=泣き寝入り料です。
まあ背に腹は代えられないので仕方ない。
でももったいない。仕方ない。もったいない。
ちなみに、エジプト側から「日本人の入国禁止」になれば、全額返ってきます。
例えばサウジアラビアやモンゴルは、日本人の入国制限が設けられたため、その場合は全額戻ってくるそうです。
エジプト気分を味わおう?
エジプトは2020年3月1日時点では、まだ日本人の入国制限はなく、行こうと思えば行くことができます。
ですので、私の個人的都合によるキャンセル扱いなので、当然キャンセル料がかかります。
この分は泣き寝入るしかないのですが、エジプトには依然として興味があります。
エジプト気分を味わおうと思ったのですが、エジプトについてピラミッドとスフィンクス、砂漠、ナイル川しか知識がありません。
エジプト料理屋ってのも見たことないですしね。
他にエジプトっぽいことって何かあったかなあ。
ミイラ展も行っちゃいましたし、先週で終わっちゃってましたし。
唯一の慰めとして
唯一の(まともな)慰めポイントとして、エジプトに「大エジプト博物館」が2020年以内に竣工・オープンする予定です。
【JICAホームページより】
世界が注目する「大エジプト博物館」:2020年開館に向けて建設や保存修復プロジェクトが進行中 | 2019年度 | トピックス | ニュース - JICA
これに行くために今回は延期したと思えば、少しは慰めになるかもしれない。
もうひとつの視点
私も多少ですが、被災地支援の視点を持っています。
今回はそういう意味では、日本の観光地が総じて被害に遭っていると言えなくもないです。
私一人の微々たる消費ですが、日本のどこかにお金を落としに行く旅に出る方が有意義かもしれませんね。
というわけで、これから国内旅行計画を立てようと思います。
しかし花粉がなあ…と迷いながら。例年はこの時期、八重山諸島なんかに逃げ込むんですけどね。