なんくるないさー
場所・座席など
というわけで、今回訪れたのは劇団四季のライオンキング。
場所は有明です。
個人的には有明の辺りって、かなり遠いんですよね。
新橋からゆりかもめで約30分かけて向かいました。
有明ガーデンを通過し、そのすぐ隣の別棟に建っていました。
今回の座席はこちら。
2階席の前から2番目ですが、こちらもS席です。
1人13000円と、なかなかのお値段がいたしました。
実際の席からの画像がこちら。
画面で見ていた座席表よりはだいぶ席と舞台は近く、表情も肉眼で見えるくらいでした。
工夫が多い
案外舞台は狭く、横幅は15mくらいでしょうか?
その分奥にはけっこう広くて、舞台内には奈落がいくつかあります。
登場人物は、基本的に仮面を頭に付けています。
もしくは、二人羽織というか、操り人形というか…
ティモンは完全に二人羽織方式で、ミーアキャットの人形の真後ろに、全身緑の人がくっついて操作していました。
(スタンドで言えば、承太郎の真ん前にスタープラチナがいて、同じ動きをしている感じ)
人形のティモン自体の表情や動きも豊かですが、後ろの緑人間もちゃんと表情含む演技をしていて、何となく不思議な感じでした。
他にも、登場人物によって違いますが、ライオンでいえば頭の上にだけライオンの頭がついている感じ。
(公式サイトより)
ただ、途中でライオン部分を取り外して舞台に置いて、そのまま語り出すシーンもあったんですよね。
ライオン部分を外しちゃうと、(衣装はさておき)普通のおっさんなので、「このシーンはストーリー的にどういうこと?」という感じになることも。
(連れの方からは、「あれはライオンの王ではなく一人の父親として息子と会話している」という解釈をされて、なるほどとは思いましたが)
ただ舞台上でもメタネタみたいなのもあり、「ありの〜ままの〜」と歌い出して「その歌は駄目だ!」といった小ネタなどもありました。
なので、人間部分の顔の演技を見るのか、スタンド(人形)部分を見るか…といった迷いもちょっとありましたね。
劇の感想
ミュージカルには謎の感動があるので、オープニングのシンバが生まれたシーンの動物たちがひれ伏すシーンでかなり感動しました。
その他、ストーリーは知っている前提で書きますが、敵のスカー役の男性がいい声・いい顔をしていましたね。
兄殺しはやりすぎですが、改めて見ると根っからの悪役でなく、環境によるものという評価もできました。
私も次男・独身ということで、感情移入をする部分もあったのかもしれません。
まあライオンキング見たのなんて、25年ぶりくらいですし、私も少し見方が変わったのかもしれません。
13000円は正直高く、グッズなども観ませんでしたが、ごくたまに行くくらいならいいかなと思いました。