今回は、活動量計のFitbitシリーズを2年間付け続けた評価です。
活動量計は、運動不足かつ強迫観念の強い人にはお勧めです。
私は2015年12月より、Fitbitの活動量計を使っているので、(タイトルでは2年間ですが)もうすぐ2年半ですね。
今使っているのは「Fitbit alta HR」という機種で、2台目です。
発売日は2017年4月で、発売とほぼ同時に買いました。
↓こんな感じの。
以下、付けるようになったきっかけやら感想やら。
半分は不満です。
活動量計とは
活動量計とは、主に腕時計のように手首に付ける腕時計型のデバイスです。
付けているだけで、カロリーや歩行距離、心拍数などを測ってくれます。
センサーが内蔵されているので、それによって歩いている、止まっている、走っているなどを感知してくれます。
知らない人は、「万歩計の進化版」と考えるのが分かりやすいでしょうか。
今は亡きNIKE+ FUELBAND
更に過去を振り返ると、2013年頃に発売された、「NIKE+ FUELBAND」という活動量計が、私と活動量計の出会いでした。
これは活動量を「Fuel」という単位で表して、一日の目標Fuel達成を目指すものでした。
見た目もNIKEらしい色使いでオシャレな感じはしました。
ただ、あまり好評ではなかったようですね。
私とNIKEの店員以外に着けている人を見ないまま、今では売っていないようです。
あと、これを買った当時はまだ会社員として真面目だったので、
FUELBANDと腕時計を両方していて、滅茶苦茶ジャマでした。
2013年当時は、スマートウォッチなんて発売されてなかったのではないかな?
あとはFUELという単位が謎だったので、例えば一日5000FUELが凄いのかどうか分からないというのもマイナスでした。
壊れた…
それでも、2015年まで付けていたNIKE FUELBANDでしたが、
ある時データの反映がうまくいかず、電源を落としたら二度と付かなくなりました。
買い直そうにも既に販売停止だったようで、見つかりませんでした。
なぜ不満があっても買おうとしたかと言うと、NIKE FUELBANDは、毎日の目標FUELの達成状況を記録しており、
その「連続達成記録が途絶えないように」努力していたからです。
ソシャゲのログインボーナスのようなもので、
「毎日続けてるから、明日も明後日も続けなきゃ!」という強迫観念に駆られます。
ソシャゲと違うのは、運動しないと達成できないので毎日運動するようになること。
特に、連続達成300日あたりまで行くと、もはや未達成が怖くて運動せざるを得ません。
一度、期間中インフルエンザにかかって寝たきりになりましたが、
当時の彼女に装着させて、これで踊って目標を達成してきてくれ!と記録を継続させました。
もはや本末転倒というか病的な感じですね。
踊ってくれた彼女も、今はもう人妻ですしね。
正直なところ、壊れて記録が途絶えたときは、「これで毎日運動しないで済む…」と安堵していました。
が、せっかく身についた運動習慣を絶やすのももったいないので、
活動量計界では有名だったFitbitシリーズに手を出すことにしたのです。
Fitbit alta HRへ
その後、1台(Fitbit Charge)という活動量計を使っていたのですが、
2歳になる姪っ子に破壊されたので現在の「Fitbit alta HR」になりました。
以下、軽くレビュー。
【良いところ】
- アプリと連携して使え、表示が分かりやすい。
- バッテリーが3~4日は余裕でもつ。
- 「時計を見る動き」をすると時刻が表示される。(腕をかざすだけ)
- 電話、メールの着信があると、振動して知らせてくれる。(5mくらい離れてても)
地味に便利なのが、着信通知機能です。
SMSメールならば、最初の50文字くらいは電子盤に表示してくれます。
どちらかというとスマートウォッチに近い機能かもしれませんが、スマホを見ずに、誰からどんな内容か分かるのは便利です。
【悪いところ】
- 物理ボタンがない!!!(重要)
- タップで画面表示が切り替わるはずが反応が悪い!!(重要)
- ビジネスでも付けてるけど、認められてるのか分からない(無視してるけど)
- バンド部分がもろい(現在はアロンアルファで修復)
トータルの評価としては、悪いところ>良いところのように感じています。
前の機種では物理ボタンがあったのに、反応の悪いタップ式にしたのはそれほどまでに大きなマイナスポイントだと思います。
でも運動量を気にするようにはなるので、運動不足解消に少しは役立ってます。
病気(?)が治ったのか、以前ほど連続達成記録にも拘らなくなりました。
ひとり暮らしが活動量計に期待すること
基本的には、風呂と充電時以外はつけっぱなし=心拍数も常時図られています。
なので、私が人知れず死んで一か月後くらいに発見されても、
活動量計の心拍数が途絶えたときが死亡推定時刻と言えるでしょう。
欲をいえば、付けてる時に心拍が途絶えた時点で通報してほしいですが、
そこまでは贅沢なので望みません。