前にも「夜の経済(健全)」な話をしました。
いかがわしい夜の経済の話はあまり得意ではありません。
そんななか、夜のイベントとして「夜ハス(yohas)」とやらがあるというので、
はるばる雨の中訪れてみました。
<目次>
千葉市とオオガハスと夜ハスのきっかけ
「千葉市の花」はオオガハスです。
このオオガハスですが、かなり歴史深い花ということをご存知でしょうか。
何でも、1951年に「大賀一郎博士」が地質調査をしていた際、古いハスのタネが3粒見つかったそうです。
それを(中略)1粒だけ発芽に成功し、咲かせたのが、今の千葉市。
何と、古いハスのタネ=2000年前のものだったとのこと。
それが今では、世界に株分けをするほどになり、千葉市の市の花にもなっています。
てなことが、千葉市のホームページに書いてあります。
それで、千葉市にある千葉公園では、毎年ハスの花が咲く梅雨時に、大賀ハス祭りが開催されていました。
しかし、ハスといえば、基本的には朝のみ咲く花で、夕方~夜にはしぼんでしまいます。
そこで、夜に咲かないはずのハスを咲かせるイベント「夜ハス」をやろう!となって開催されたという運びのようです。
キッチンカーで食べ歩き…したかったけど
基本的には、水上ステージ(一部は地上)のショーと、飲食食べ歩きという感じでした。
ただ、あいにくの雨、しかも結構強めだったんですよね…
なので、キッチンカーで何か食べようにも、傘を片手にというのも難しく…
また気温も比較的低かったので、ビール類も想定よりも売れなかったことでしょう。
私はどのみち飲まないのでいいんですけどね。
ハス=レンコンの入った「ハスバーガー」だけ食べました。
ちょいピリ辛で美味かったです。
水上ステージ&地上ステージ
他の催しとして、水上ステージ&地上ステージのショーがありました。
千葉公園には円周600mくらいの池「綿打池(わたうちいけ)」があるのですが、この日のためだけに水上にステージを設置したそうです。
iPhoneで逆光の中撮ったので荒いですが、集団ダンスやタップダンス、琵琶やソプラノなどの音楽系のショーが行われていました。
非常に分かりづらい画像ですが、下の画像は水上ステージで10数名が踊っているところ。
ステージまでは、オールをこいでボートで向かうという大変さです。
地上では、エアリアルダンスという布にぶら下がるダンスをやっていました。
(これは流石に水上では無理)
下は、まだ明るい時間に水上ステージで撮ったもの。
傘が邪魔で分かりにくいですが、観客とステージの間は数mの距離があります。
夜になって雨は上がったものの、この時はまだザーザー。
水上プロジェクションマッピング
「夜咲かないハスを咲かせる」がコンセプトなので、ハスも咲いています。
水上のプロジェクションマッピングという方法により。
ここはみんな写真を撮っていたのう。
裏では、こんな重機が出動していました。
この上からプロジェクションマッピングを投影していたようです。
というわけで、千葉にしてはオシャレな感じのイベントでした。Yohas。
雨を想定していたようで、無料で2000本のカラフルな傘を配るという粋な計らいも。
おっさんがピンクの傘というのは少し恥じらいもありますが、イベントですからね。
傘越しの世界。
唯一、苦言を言うとすれば、暗い部分が多かったことでしょうか。
足元が見えづらく、公園&池という立地上、段差が多い上に土(雨のせいで泥化)もあるため、転んでいる人を何人か見かけました。
これはイベントの主催というより、千葉市に言うべきことなんでしょうけどね。
来年以降も続けるとか新聞にあった気がするので、その辺が改善されるといいなあ。