今回訪れたのは、こちらの小学校です。
しかし、カフェ巡りのコーナーなので、もちろんカフェがあります。
というわけで、廃校となった小学校を使ったカフェのご紹介。
「ちょうなん西小」とは
というわけで、冒頭の写真は前に通って気になった時(に盗撮した)ものでしたが、その頃はオープン直前だったようです。
場所は千葉県のど真ん中あたり、長南町にあります。
私が盗撮したのち、2018年7月1日にオープンしたようですね。
「ちょうなん西小」は、長南町立西小学校が廃校になり、
そこを株式会社マイナビが改装して、合宿&カフェ施設に生まれ変わらせたとのこと。
マイナビって就職情報系の企業だった気がしますが、企業研修や学生とのパイプがあるから成り立つんですかね。
ちなみに、車以外ではかなり厳しい立地ですので、ご注意ください。
また、古いナビだと、長南町立西小学校で調べないとたどり着けません。
(もしくはダイレクトに住所入力:長生郡長南町佐坪1348-1)
職員室がオシャレなカフェに
営業時間は11時~16時だそうです。
中に入っていくと、非常にオシャレな内装でした。
長南町は「田舎」ですが、そこに東京を持ってきたというのがコンセプトのようです。
ここが元・職員室だったそうな。
トビラや黒板は確かに学校感がありますが、それ以外は木目調の落ち着いた雰囲気。
カウンターキッチンも目の前にあります。
名物料理はガレット
さてメニューですが、イチオシはガレットのようです。
ガレット知ってましたか?私は名前しか知りませんでした。
そば粉を使ったクレープみたいなもので、クレープはスイーツだけど、ガレットはオカズに近いようです。
私は「ツナとクリーム煮ほうれん草のガレット」をチョイス。
ミニサラダとドリンクセットを付けて、1450円なり。なお、料金は先払いです。
カウンター越しに焼いてくれています。
そして出来上がったのがこちら。
ガレットというものを初めて食べたので、ナイフとフォークで食べるのがいいのかも分かりませんでした。
パリパリの生地がなかなか美味しく、中のチーズとクリーム煮と合ってました。
また、ハチミツも付いてたのですが、これがまたモッツァレラチーズと合うんですよね。
話が逸れますが、知人に勧められて食べた、
マルゲリータピザにハチミツはかなりオススメです。
デザートは 自家製ジェラート
ガレットをいただいたものの、基本的にはスイーツ系がメインでした。
クレープ、パンケーキ、ジェラートなどなど。
そしてジェラートが自家製ということでいただくことに。
トマト&プラリネのダブルにしてみました。
トマトは、まあ、その、ジェラートにしなくてもいいかな…
プラリネは、ミルク系にナッツがまぶしてあるアイスで、こっちの方が好み。
それにしても、普通の人は、「プラリネ」って知ってるんですかね。
学校らしい一面も
訪れたときには、音から察するにバレーボール(?)らしき合宿を体育館で行っていたようでした。
どうやら企業研修だけでなく、スポーツ合宿も盛んなようです。
流石は夏休み。
校庭も、公式グラウンドサイズではないと思いますが、そこそこ広いです。
母校が使われるというのはどういう気分?
カフェ部分には小学校のノスタルジーを感じることもありませんでしたが、全体としては、やはり小学校なんですね。
このちょうなん西小のように、自分の通った小学校が、変わっていくというのはどういう気分なんでしょうか?
私はこういう形での生き残りというのもアリだと思います。
先日、雑誌「BRUTUS(8月15日号)」で「今すぐ使いたい廃校30」という特集が汲まれていましたし、「学校を改装して〇〇に!」というのも流行りつつあるようですね。