カフェ巡ラー、遠征日記。
東京でも見かけることも多い、群言堂。
私も確か「カンブリア宮殿」か何かで見て知りました。
その本社があるのが島根県大田市大森町、「石見銀山」にあるとのこと。
せっかくなので、寄ってみたところカフェを発見しました。
群言堂とは
群言堂は、石見銀山に本社を構える、日用品や衣料品の製造・小売業です。
会社名は「(株)石見銀山生活文化研究所」です。
どこかにありそうだけど、どこにもない。
使う人のためのものを、手間暇かけて作っています。
流行は負いませんが時代性を捉えた日本の
ものづくりをお届けしたいと思っています。
(石見銀山生活文化研究所HPより)
石見銀山=里山暮らしをコンセプトに、暮らしの中で使うものにこだわっていくコンセプトのようです。
本社が石見銀山という田舎にありながら、
丸の内、新宿、日本橋室町、札幌、仙台、大阪、京都、福岡、横浜、千葉など、全国的の主要都市にも展開しています。
古民家風の本店にはカフェを併設
石見銀山は、車でないとなかなか行きづらい立地です。
仮に東京方面から行こうとすると、「出雲縁結び空港」 から車で1時間30分程度かかります。
石見銀山の古民家が立ち並び、そのうちの一軒が群言堂本店です。
中も和風に徹底されています。
玄関で靴を脱いで、スリッパで移動します。
ちなみに、石見銀山一帯で写真展が開催されており、そのメイン会場にもなっていました。
出雲神結米(いずもかみむすびまい)と里山の素材
カフェ店内は、テーブル席が10~20席くらいあり、庭を眺める席もありました。
台風のせいか、店内は1組しかいなかったので、庭を眺めながら食べることにしました。
カフェのメニューは、軽食&スイーツ。
ただ、「出雲神結米」というのがこだわりのあるお米だそうなので、味わえるように「里山おむすび」を注文しました。
信仰心はありませんが、神の力に由来する米というのは凄いことです。
他の軽食メニューは、カレーとハヤシライスでしたので、米の味がよく分かるのはおむすびかなと。
縁結びの地ですしね(こじつけ)。
これが「里山おむすび」の実際です。
おむすび、煮物、ぬか漬け、味噌汁。これに飲み物が付きます。
おむすびは、右から塩、味噌、焼き。
味噌は、かぼちゃのカレー風味噌という、よく分からないトッピングのものも。
塩が一番美味しかったかなー。
味噌汁と漬物も、味が濃すぎず野菜やキノコの味もあり、適度な塩梅で美味しかったですね。
食後のコーヒー。
台風が直撃する日に、雨の中歩き回ったおかげで冷え切った身体には良いものです。
店に着いたときは、走ってきたので暑かったのですが。
群言堂のストアとしても
群言堂のストアとしても営業しているので、様々な日用品、食品、衣料品などが購入できます。
中には、カフェで使っていた箸置きなども売られていました。
暮らしに根差したということで、商品の種類としては、誰もが使う食器類が多かったように感じました。
衣料品も売っていますが、基本的には女性向けなんですかね。
こちらもほとんど見ませんでしたが…
というわけで、群言堂本店カフェの紹介でした。
石見銀山には、その他にも古民家を改築等したカフェが何軒かありました。
古民家カフェも流行って(?)いるようですので、好きな方は何軒かハシゴしてもいいかもしれませんね。