乗り物集まれ、いろんな車。どんどん出てこい、あ、これ働くくるまの歌だ。
さて、けっこういろんな乗り物に乗ってる私ですが、鉄道路線ごとの善し悪しはよく分かりません。
が、今回乗った近鉄の「観光特急しまかぜ」は、かなり良い電車でした。
近鉄の特急はネット予約が楽ちん。
JR東日本の特急と比べると、近鉄の特急は予約が極めて簡単でした。
まず、Yahooの路線案内から直接予約案内のサイトに飛ぶことができます。これがだいぶ楽。
こんな感じで、ささっと予約できました。
ちなみに普通の特急料金(賢島~四日市で1,320円)にくわえて、「しまかぜ特別車両料金」が820円かかります。グリーン車みたいなものですね。
今回乗った区間は、上にも書きましたが、近鉄終点の賢島駅(かしこじま)から、近鉄四日市駅まで。
予約完了してしまえば、あとは普通に乗り込むだけでした。
相当贅沢する覚悟でないと、特急、さらに特別料金は払えませんが、もう来ないかもしれないし一度くらいはという気持ちで乗りました。
乗り換えもなく楽そうでしたし、流石に820円なら、手が届かないわけでもないですし。
ちなみに賢島駅は、特急含めてカラフルな電車が乗り付けていました。
〇〇レンジャーっぽい色合いと並び。鉄道好きには良いのでしょうか?
ダブルしまかぜも見られました。
けろ隊も満足そうです。
それでは乗り込んでいきましょう。
しまかぜの車内の様子。豪華なり。
こちらが車内。基本的に三列シートだそうです。
私の座席は、ひとり用の1列の方です。
ここだけたまたま空きがありました。
6両目の車両でしたが、ここは展望車両だそうです。
窓の大きさが印象的。
唯一の不満は、この背面テーブルでしょうか。
座席のひざ掛けからもテーブルが出せるのであまり必要ないですし、後ろの席の人がガタガタやるのがけっこう気になりました。
たまたま後ろがハズレだったということもありますが。
窓のカーテンは電動です。細かいところもこだわってますね。
そしてリクライニングシートも電動。
後ろは広いので、特に断る必要もないでしょう。
マックスまで倒してもこんな程度です。後ろとの余裕が見えますね。
足の方もせり出せるので、これはかなり快適でした。
喫茶車両などもある
最近では見かけなくなった、車内販売も充実しています。
電車内にいながら、松阪牛まで用意されています。
また、カフェ車両も用意されていて、シートではなくそこで食事をとることもできます。
また、車両と車両の間には、荷物ロッカーまで完備していました。
これで大きな荷物を抱え込んだり、網棚に上げるなどの管理も要らなくなります。
しまかぜの乗り心地は快適!
車内で物珍しそうにしていたら、出発となりました。
乗り心地ですが、速度がそれほど速い!というわけではないようでした。
スタートもゆっくりで、クラシックのような音楽まで流れています。
その分、揺れもほとんどなく、また車両の音もうるさくありません。
そしてシートがリクライニングするだけでなく、マッサージ的に腰の部分が動くという素敵な機能もついており、かなりリラックスできました。
新幹線のグリーン車など比べ物にならないくらいの快適っぷり。
ちなみにグリーン車は昔乗った際に「特に違いが分からない」という結論に至って以降、一切乗る気はありません。
追加の820円(距離によると思いますが)でこれが堪能できるなら、安いものだと思いました。
ちなみに更にお高いですが、3~4名用の個室席もあります。
車掌さんから、記念切符も貰いました。
残念なことに区間的に今度乗ることがあるのか…
主に大阪京都~賢島、または名古屋~賢島の間ですからねえ。
ただ、今度乗るならば喫茶車両などにも足を運んでみたいと思います。