神田神保町といえば、本・古本街として有名です。
が、きちんと行ったことがありませんでした。
今回は「第29回神田古本まつり」と「第60回神保町ブックフェスティバル」の2つの本のイベントに軽く触れてきました。
あまり区別はつきませんでしたけどね。
ちなみに「神田古本まつり」の2019年の会期は、10月27日~11月9日の読書週間中です。
「神保町ブックフェスティバル」は10月26~27日で終わりです。
古本まつりは、まだ間に合いますよ。
御茶ノ水駅から歩く
神保町駅に行きづらかったので、御茶ノ水駅から歩いて行くことに。
御茶ノ水駅が工場中でしたが、今はこんな殺風景な状況なんですね。
そして神保町駅方面に向かって歩くこと5分ほど。
神保町界隈に入ってきました。
こんなに本屋ばかり並んでいたんですね。神田駅には何度も行ったことがありますが、同じ神田でも神保町はまた独特の街ですね。
神保町駅の真ん前にて、神保町ブックフェスティバルの看板が見えてきました。
屋台が並ぶ、本屋も並ぶ
10時イベントスタートで、私の到着は10時10分くらい。
その時点で、もうかなりの人が集まっておりました。
本屋の小さな屋台が並び、そこに多くの人が転々とめぐっています。
出店者は、出版社や書店。その他にも大学や郵便強も露店を出していました。
本屋さんはもともとお店も持っているので、店舗前にその本屋の露店、という店構えのところも多々ありました。
見たことのない、聞いたことのない「個性派出版社」コーナーなどもあります。
一番盛り上がっていたのが、雑誌の付録の販売です。
主に女性誌などに付いている「バッグ」や「ポーチ」などだったようですが、多くの女性が群がっており、何が売られているのか、何が300円なのかよく分かりませんでした。
第60回神田古本まつり
こちらは東京名物「第60回神田古本まつり」。
会場は隣接しており、そこまで明確な区分があるようには見えませんでした。
こういう棚の積み方が、私が想像する「古本まつり」 でした。
器用に積むものですね。急な雨降ったらどうするんだろう。
こちらはイベント出店ではなく、普通の古書店。
ザ・古書店というような雑然とした商品の積み方でした。
札がいっぱいで、もはや商品が見えません。
本との出会いは…?
さて、こういうイベントは本との出会いがメインだと思いますが…
はっきり言うと、それほど心躍るという感じではなかったですねえ。
どうにも人が多過ぎて、露店の方は前に立つだけでも一苦労でした。
普段見かけない出版社の本や海外の本、そして骨とう品のような本まであったのですが、なかなか落ち着かない環境でして。
もう少し落ち着いて見たいなあと思う私には、少し不向きだったかもしれません。
食べ歩き
まともに朝食を取っていなかったので、道中、食べ物を求めていました。
フードコートなども豊富にあったのですが、屋台でタイ料理などを食べるのは、少し重い感じがしました。
そこで路地に入ってみると、味のある建物と看板を発見しました。
大丸やき(だいまるやき)なる食べ物。今話題の「食べログ」で話題のお店だそうです。
建物にずいぶんそぐわないポスターが貼ってあるなあと思ったら、「邪神ちゃんドロップキック」というアニメで紹介されたそうです。
通常日曜日はお休みだそうですが、古本まつりに合わせてか、持ち帰りのみで営業しておりました。
こちらが大丸やき。ぴっちりとラップのようなものでラッピングされているので、持ち帰りも安心。1個180円なり。
せっかくですので、その場で食べ歩いてみました。まだ温かい。
見た目は大判焼きのようですが、生地はカステラのようでしっとりとしていて、それにアンコが挟まっているというもの。
個人的には、大判焼きのカリっとした表面の方が好きかもしれない…
古本まつり感想
さて、神田古本まつり及び神保町ブックフェスティバルの感想です。
いろんな本屋さんが並んでいるのは面白いのですが、ひとつひとつの屋台が非常に小さく、人が数人いるだけで商品を見ることができなくなるので、じっくりゆっくりという感じはありませんでした。
商品は、絵本やビジネス書、歴史書、図鑑などが多く、小説・文庫本などは「〇〇全集」という方が多かったように感じました。
まあ普段行っても、本屋&古本屋が大量に並んでいるということはよく分かったので、たまにフラッと神保町に寄ってみるのもいいかもしれません。
ちなみに今回買ったのはこちら。
1800円のところ、アウトレット的なので500円でした。
「神田神保町」ということで、神々です。
最後は、キューバ音楽演奏を聴いて帰りました。かなり盛り上がっていました。
御茶ノ水は音楽(楽器)の街でもありますからね。
繰り返しですが、神田古本まつり・神保町ブックフェスティバルはまだ開催しております。
ぜひお近くの方は行ってみてくださいね。