Switchゲーム紹介のコーナー。
今回は「棄海 忘れられた深海都市」です。
全部水中という珍しいアクション・メトロイドヴァニアゲームです。
ゲームのあらすじ
主人公はプランティという機械生命体で、深海に暮らす人間を守る役割を持っています。
プランティには相棒的存在としてブラントという尖った魚型ロボットが付いていて、これが武器にもなっています。
ラクシャと呼ばれる巨大モンスターが深海都市を脅かしているため、既に人類は避難したものの、ラクシャ討伐のためにプランティとブラントが戦いを挑んでいきます。
操作など
水中にいるので、ジャンプは当然なく、左ステイで縦横無尽に動くことができます。
ただし動きは遅めですし、オブジェクトも多いのでそれほど自由度は満喫できません。
また、攻撃は右スティックで方向を指定し、ZRでブラントを発射して攻撃します。
これが慣れるまでは大変ですし、指がけっこう疲れます。
なので、プランティ本人には攻撃性能がありません。
左スティックで敵を避けながら、右スティック+ZRでブラントを発射して遠距離攻撃で仕留める…というのが基本戦法になります。
話が進むとダッシュなどが追加されますが、最初はかなりもっさりした動きです。
行けるようになる部分が最初はあまりありませんが、徐々にスキルを覚えて拡大していく感じです。
まあ全体としても、それほど広大なマップというほどではないかなと思います。
ボスもけっこう配置されており、15体くらいはいたでしょうか。
中にはかなり手ごわいボスもいて、20回くらいトライした奴もいました。
動画はこちら
棄海については、全18回でエンディングまで動画にしてあります。
実際の操作感など気になる方はご覧ください。
攻略情報にはならないと思いますが、ボスもほぼ一通り撃破しています。
一番苦労した、エレキヒュドラ戦はこちら。弾幕が厚かったよ。
感想
大前提として、アクションゲームの水中ステージが個人的に好きじゃないんですよね。
マリオ、ドンキーコング、カービィなど水中ステージってだいたい動きに制限が課せられるだけで、爽快感はありません。
このゲームは全編水中ですが、水中嫌いの私が完走できただけでも、それなりに楽しめたということの証左でもあるかなと思います。
プレイヤーの攻撃方法はイマイチでしたかね。
前述のとおり、ブラントを射出して攻撃するのですが、彼の挙動が最後まで馴染めず、それによって苦労する部分も大きかったです。
ついでに言えば、オブジェクトが見づらいので、ダメージを受ける罠や壁、アイテムなども見落としがちでした。
ボスは手ごたえがありつつ、それでも何度かやれば勝てるのでちょうど良かったですかね。
弾幕ゲームになりがちな面もありましたが。
同じボスで20回くらいトライしたときはやる気を失いかけましたが…
ストーリーや世界観も作り込まれていて、関係ない部分もありつつ、メインストーリーは分かりやすい感じでした。
アメリカ映画でありそうな話でしたね。一応分岐もあります。
全体として、水中ゲームの中では一番面白かったと思います(他にやったことないからね)。
メトロイドヴァニアとしては短めな印象でしたが、逆にそれが程よいボリューム感で、十分楽しめたと思います。