昨日の続き。
スパイアクション
トイレの前を歩いていたら、マフィアっぽい人たちが歩いていました。
これも広間で行われる観客巻き込み型のスパイアクションという催し物です。
マフィアだかギャングだかと、スパイ2人との格闘・銃撃アクション観客も巻き込まれます。
近くにいると、人質役などを強制されます。
緊迫のシーン。のはず。
たぶん人質役はいろんな人に写真を撮られSNSに挙げられるのでしょう。
シャーロックホームズ(有料)
ネタバレも撮影も禁止なので、うまく文章で伝えられるか…
演劇鑑賞なのですが、舞台が街中です。
なので、殺人事件が起きたアパートに警察とホームズが集まったかと思えば、酒場では容疑者っぽい女たちが会話していたり。
ホームズが部屋にこもって推理している間に、レストラード警部が現場を捜査したり。
それぞれの役者が様々な場所で様々なことをやっています。
観客は誰か一人に付いていくもよし、同じ場所にとどまるのもよし、事件が起きたら警察と一緒に現場に行くもよし。
様々な楽しみ方ができる、というもの。
ただ、ほとんどの人がホームズについていくのとキャストは速足なので、ほぼ追いつくことは困難。
また、ホームズのアパートなども狭いセットなので、何十人と人が集まると何をやってるのか見えず聞こえずです。
けっこう階段も多く薄暗いため、歩くだけでも疲れるのは疲れます。
他の有料アトラクションは、花魁、東京リベンジャーズなどがありました。
どっちも売り切れてたのでどんななのか分かりません。
東京リベンジャーズは内容知らないですしね。
コラボカフェみたいのもありましたが。
食事
食事処はいくつかありますが、時間帯によってかなり混雑。
特にキャバレーは混んでたかな。
こちらの「CASA DI PERONI」という名前のお店。
この広場に面したところにあります。
よく分からないのですが、お客さんは「常連」という設定らしいです。
細かい商品名は忘れましたが、ペペロンチーノを頼むのには「いつものアレ」と言わなきゃダメとか飲み物も「とりあえずすっぱいの」とかね(普通にも頼めるのですが、割と強要されます)。
常連だからか、結構待った上に、あまり説明なく料理も出されます。
値段は結構高く、このバスクチーズケーキで1,500円。
ちょびっとかける用のチーズも付いてましたが、大きさに対してちょい高いですね。
飲み物もノンアルでも1,000円弱くらいしたかな。
良かったところ
さて感想まとめ、まずは良かったところ。
我々観客をどかすのも、スパイアクションはマフィアなので「お前ら下がってろ!」と銃を突きつければいいし、シャーロックでも「警察だ!下がって下がって」とやればいいので、役を壊さず誘導できます。
スタッフも成りきっている人はこの世界観(?)に成り切っているので、そういうやる気は買いたい。
何よりこういうイマーシブなエンターテイメントは初めてでしたし、試みとしては面白いかなと。
あとは、入場者に対して2,000円分の商品券をくれます。
レストランでも使えるので、実質2,000円のキャッシュバックですかね。
悪いところ(改善点)
没入感が不足する要因として、ひとつは音の問題があると思います。
個々のアトラクションも、会場がそれほど広くないので、例えばヘンデルとグレーテルも前後のシーンの音声がけっこう聞こえてきます。
また、ホームズは何を言ってるか音量的に聞こえない場合も(近づけばいいのですが、人が多くてよく聞こえず)。
そして何より値段はちょっと高いです。
入場料で6,800円、個別の有料アトラクションも3,000円以上します。
かといって、有料アトラクション無しだと、おそらく1時間、良くて2時間で終わります。(行列に並ぶ時間は除くとしても)
待ち時間は結構長く、空いていても10~20分くらい。
ファストパスみたいなのもあるのですが、有料で+1,000円ちょっとだったかな。
元ビーナスフォートであり、まだスペースはあるので拡張余地がありそうです。
アトラクションが刷新されたら、まあもう一回くらいは行ってもいいかもしれません。
というわけで、イマーシブ・フォート東京でした。
ネタバレできないので、一度くらいは行ってみてもいいかと思います。
面白いかは保証しませんけど。
適当な写真
おわり。