最近はテレビCMも出始め、
仮想通貨についてだいぶ周知されてきた気がします。
私もよく分かっていませんが、
「儲かったらいいな」くらいで突っ込んでみました。
そんなとりとめのない話。
※なお、購入を勧める話ではありません。
仮想通貨との出会い
初めて仮想通貨を購入したのは、2016年12月。
確かその頃、国内大手取引所であるBitflyerが、
Youtube(?)でずいぶんCMしていたような。
ビットコインくらいは名前を聞いていましたが、
2014年のニュースで聞きかじっていた、
「マウントゴックス」事件のせいで、
ビットコイン=「怪しい通貨」くらいの認識でした。
とはいえ、金融系に勤める者としては、
多少の知識はないといけないと思い、
とりあえずどうなってもいいお金15万円ほどを、
ビットコインに投資しました。
ちなみに取引所はBitflyerを選択。それしか知らなかったので。
買ってすぐ下落…
最初に1ビットコイン=11万円ほどで購入しました。
その翌週くらいには、すぐに8万円台に下落。
まあこれくらいは、株式でもよくある話。
しばらくは、また上がるんじゃないかと信じてぽちぽち購入していました。
そして現在は
ニュースでも取りざたされるように、
ビットコイン相場はかなりの盛り上がりを見せています。
私が購入したころ~現在に至るまでのチャートはこんな感じ。
私の買った頃の相場からすると、概ね6倍くらいですね。
爆上げとは言えませんが、投資としてはすごいことです。
ただ、購入金額が(その後数十万円追加してました)少ないのと、
投資には良くないと言われる暴落⇒即売却をしていたため、
大した利益は出ておりません。
さらに言えば、まだ「含み益」状態ですので、
明日の朝には吹っ飛んでいるかもしれないのが怖い所。
最近では、「モナーコイン」、「ネム(NEM)」等、
他の仮想通貨=アルトコインにも手を出しています。
アルトコイン購入のため「Zaif」という別の取引所の利用も開始。
通貨ごとの特色や技術などには疎い私にも、
「分散投資」はリスク管理上必要というくらいの投資知識はあるので、
いろんな通貨に手を出してみました。
概ね損してますけど
仮想通貨の将来性
一応、金融系会社員として全くの私見でいえば、
仮想通貨はもう何年か、投資(投機)的な売買がほとんどになると思います。
周囲の人に尋ねても、ほとんどが仮想通貨に興味が薄く、
社会的信用度の確立には時間がかかりそうです。
実用性の面でも社会インフラがまだ足りません。
「ビットコイン支払いに対応しました!」というニュースが
時々リリースされていますが(ビックカメラやHISなど)、
それがニュースになるくらいではまだ駄目だと思います。
特に日本は現金主義なお店も消費者も多いですからね。
少し違う話ですが、以前どこかで見たアンケート結果で、
デビットカードの消費者の満足度を聞いたところ、
「そもそもデビットカードを知らない・持ってない」がほとんどで、
利用者に聞いてみても、「デビットカード対応と書かれたお店で支払おうとしたら、店員がデビットカードを知らない」など、散々な結果でした。
これが仮想通貨ともなれば、一般に周知されるのにもっと時間がかかるでしょう。
また先ほど書いたように、投機的な動きが続いて相場が上下が荒いと、
そもそも買い物で使う・使われることが怖くて無理。
10万円のものを買うのに1ビットコイン使ったのに、
1年後に1ビットコイン=65万円になった時の「損した感」はすごいですよね。
外国為替相場でも、そこまで変動することはないでしょう。
仮想通貨を買うべきか
最初に購入を勧めるものではないと断りましたが、
とはいえ、余裕資金で購入するのはお勧めだと思います。
それは別に何百万倍への値上がりを期待するとかではなく、
単なる経験としての話です。
私も買ってみたことで、色んなニュースや用語を知るようになりましたので、
「何事も経験」的な意味ではお勧めする次第です。
まあ今なら適当に買っても、まだ価格が上がる気もしますが…
1,000円くらいからでも買うことはできますし、
取引所「Zaif」では、毎月定額の積立購入もすることができます。
私もこれで月3,000円ずつ、3種類の仮想通貨を買い始めました。
強調しますが、あくまで現在の仮想通貨は、
通貨ではなく「投資」対象であると思いますので、
余裕資金=なくなっても生活できるお金で。