高尾山に登ってきただけの話。
あくまで今回は動画を撮影したかっただけで、特に登山好きというわけではございません。
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高尾山は早朝に限る
登山ブームとでもいうのか、はたまた昔からなのか分かりませんが、高尾山はまともに日中に行くと混んでると聞いています。
別の山に登ったときに、高齢者の集団やら子供会っぽい集まりやらに遭遇して、だいぶげんなりした思い出があります。
それが理由で、富士登山に対して挑戦しないのですが…
というわけで、早朝に登ることにしており、この日も朝8時30分頃に到着しました。
高尾山口駅から、5分くらい歩くと高尾山の麓に到着します。
リフトとケーブルカーは使わない
高尾山は599mの高さがあるものの、リフトとケーブルカー付きですので、比較的楽に登ることができます。
山の麓にはリフト乗り場があります。
ただ、リフトとケーブルカーが別料金なうえ、往復で930円もかかります。
これを高いというか安いというかは人それぞれでしょうが、私にしてみれば高いですね。
リフト、ケーブルカーではせいぜい30分のショートカットです。私の健脚からすれば、往復でも1時間程度のショートカットに過ぎません。
というわけで、あくまで徒歩で登ります。
もう少し安ければなあ、ムササビよ。
1号路で登る
というわけで、定番の登山コースである1号路を登っていきます。
一番つらいのはスタートからリフト駅くらいまでで、傾斜が結構きつめ。
とはいえ基本的には、舗装されているのでそんなに難しいコースではありません。
六根清浄の置き物。意味が分からなかったので、調べてみました。
六根清浄について。
眼・鼻・口・耳・舌の5感と、意識=第6感を合わせて六根といいます。
これらの6感が汚れていては、正しい道を進むことができません。
そこで、山などにこもってこれらの感覚を断って清めることを、六根清浄というそうです。
これは「耳」の置物ですが、山の中に6個あるのでしょう。
下の文字はくるくる回せるようになっていましたので、耳=耳と合わせるのでしょうかね。
30分ほど登っていくと、リフトの駅が見えました。乗らんくて良かった。
30分で2kmほど歩いてきたようです。
そして、高尾山町までは残り2km。結構近いですよね。
まあ腐っても山道ですから、単純な2kmとは違いますが…
この日は天気も良く、中腹からでも見晴らしは良かったです。
朝来るとお店が…
朝に登る弊害として、お店がやっていない時間帯という欠点があります。
今回はゆっくり登ったので、道中の店はやっていましたが、麓のお店は全くやっていませんでした。
途中にサル園があります。すっかり存在を忘れていました。果たしてここでサルを見る人がどれほどいるのだろうか…?
蛸供養碑。タコですよタコ。オクトパス。
高尾山といえば、タコと天狗のイメージです。これは開運ひっぱり蛸。
みんなが撫でまわしたので、つるっつるです。
元々は、「たこ杉」という、根っこがタコの足のような大きな杉の木があるから、タコとの関連が生まれました。
高尾⇒TAKAO⇒タカオ⇒タコォ⇒タコというダジャレかと思いましたが違うようです。
薬王院とお土産関連
こちらがひっぱり蛸から少し進んだところにある薬王院。
(この写真は違うかもしれません、ちょっと順番が狂ってます)
薬王院は、天狗信仰で有名なお寺です。
聖武天皇の命を受けた行基が西暦744年に開山したそうで、1200年以上も前という歴史の深さ。
ご立派な天狗面。クチバシタイプと…
鼻長タイプの二つの面が飾られています。
天狗のうちわも売られています。たぶん人一人くらいはぶっ飛ばせるのでしょう。
そして「自らの業の重さを感じてください」という不動石。
そこまで重くなかったのは、私の業が大したことないからですかね。
そのまま進んで山頂へ
薬王院からさらに30分ほど登っていくと、いよいよ山頂です。
高さは正確には599.15m。あと85cmくらい、何とか高くできませんでしょうかね。
空気が澄んでおり、富士山もくっきりと観ることができました。
山頂にたたずむ、おそうじ小僧。
彼の股間には、お金がねじ込まれていた。ファンの仕業でしょうね。
山頂には喫茶店というか茶屋もあります。
カフェ巡ラーとしては寄ろうかなと思いましたが、大して疲れていもいなかったのでさっさと帰りました。
帰りは4号路で
来た道を戻っても面白くないので、帰り道は「4号路」にしました。
4号路は距離はそれほど大変でもないですが、舗装された道は少なく、やや急こう配です。
動画撮影の方は少ししていたのですが、実際の景色をほとんど撮影していませんでした。
途中につり橋がありました。
吊り橋効果は大したことなさそうな、短さと高さでした。
倒れた木に、いろいろな落書きがされていました。
日付を見ると最近ですね…やや不快でした。
倒れた木に、またがっているかのような木。よく見てみてね。
帰り道、ロープウェイ乗り場のところの売店で天狗焼きを食べました。
大判焼きの天狗型のもので、150円とお手頃価格。
昔はもっとしょぼい感じでしたが、ロープウェイ駅の下にはカフェやお土産屋が新しくできていました。
上の部分はまだ寂れたままでしたが、下は少しリニューアルしたんですね。
以上、高尾山でした
そんなわけで、適当な高尾山ダイジェストでした。
これくらいの山なら普段着・靴で、かつ飲み物やら食べ物やらも不要なので、気楽に少しハードな運動になっていいですね。
往復で動画を撮影しながらですが、おおよそ1時間30分~2時間弱でした。
皆様もお暇なときに高尾山を登ってみてください。
ちなみに高尾山口駅には、新しく「極楽湯」という温泉ができておりました。
炭酸湯もあって、登った疲れを癒やせて大変良かったですね。