テトリス。世界一有名な落ちものパズルゲームでしょう。
そんなテトリスが、99人同時対戦できる「テトリス99」となってNintendoSwitch加入者用特典として入ってきたので、早速プレイしてみました。
テトリスの基本ルール
テトリスについて、念のため説明しておきます。
よく考えると、今の学生さん世代はテトリスって馴染みがないのかしら。
改めて説明するのって難しいですね。
「テトリミノ」と呼ばれるブロックが落ちてくるので、回転させながら隙間なく並べていき、横一列並べればその列のテトリミノが消えます。
7種類のテトリミノがあり、最大は4連列消去。
下の画像で言えば、一番左に縦棒を差し込めば、4列消しが可能となります。
画面の右には、次に落ちてくるテトリミノが予告されています。
また、Lボタンを押すと、現在落下中のテトリミノをホールド(保存)しておくことができます。
ホールド中は、別のテトリミノが落下中にLボタンを押すと、ホールド中のテトリミノと入れ替えることができます。
スコアが高まるにつれて、徐々にスピードもアップしていきます。
テトリスの歴史
テトリスが生まれたのは1985年。私と同い年です。
ロシア(当時はソビエト連邦)の数学者が作ったパズルゲームです。
だからロシア民謡が流れるんですね。
その後、世界中で流行り、なんと実写映画化も予定(?)しています。
ただニュースが古いので、今どうなっているのか、公開されたのかよく分かりませんでした。
昔、どこかで「テトリスはうつ病の改善にいい」と聞いたような気がしましたが、ソースがうろ覚えの私の脳なので、期待しないでください。
テトリス99は99人同時オンライン対戦
テトリス99の特徴は、99人同時オンライン対戦ということです。
逆に言えば、それ以外のことはできません。
99人が揃わないとプレイ開始されないのですが、朝6時でも10秒程度でマッチング完了しました。
スマブラSPの4人よりもはるかに早いですね。
これはストレス無しで連続プレイできます。
ターゲッティングを使い分ける
「テトリス=4列消し」などを決めると、対戦相手に妨害用のテトリミノを追加することができます。
ぷよぷよのお邪魔ぷよは上から降ってきますが、お邪魔テトリミノは下からにょきっと生えてきます。
連続してやられると操作ミスにもつながり、一気にピンチとなります。
自分以外に98人もいるので誰を狙うかですが、ある程度は戦略的にコントロールできます。
また、とどめを刺すことで「KOバッジ」がもらえ、攻撃力(邪魔テトリミノ)が上がっていきます。
「ランダム」:その名の通りランダム。敵からは狙われにくい。
「とどめうち」:詰みあがった相手を狙う。
「バッジねらい」:攻撃力が上がるバッジが手に入る相手を狙う。狙われやすい。
「カウンター」:攻撃してきた相手を狙う。
Rスティックでいつでも変更できます。
狙われていると、画面下に「CAUTION!」という表示が出ます。
大勢に攻撃されて一気にお邪魔テトリミノがきそうなときは、左にそのブロック数が表示されます。
まあこんなに一気に攻撃されると、即死ですけどね。
上まで積みあがる=やられると、すぐに結果発表になります。
この時は35位でした。
消したライン数や、とどめを刺した数などが記録されます。
経験値が溜まると、プレイヤーランクが上がっていきます。(今のところ、効果は分かりませんが)
負けた後は、他の人の結果を待つことなく、すぐに次のゲームに移れるのはいいですね。
プレイ感想:残り10人まで行くけど…(動画あり)
テトリス99のプレイ感想です。
まず全体として、オンライン前提ながら、マッチング時間も含めてテンポは非常にいいです。
概ね3~5分くらいで勝敗も付きます。
昔取った杵柄ということで、ルールも特に変更がないため、スッとプレイできるのも魅力。操作も(画面スクショしながらがきつかったですが)快適でした。
一方で、最近の大画面化の影響か、私が年を取ったせいか、(スクショのせいか、)操作ミスが目立ちました。
テトリスをやっていたのはゲームボーイ、または昔流行った手のひらサイズのキーホルダーの大きさのもの。
大画面では縦のラインが(補助は出るものの)1列ズレてしまうことが多々ありました。
まあ加齢のせいですかね…
2回目にして、残り10人のところまでは到達できました。
しかし、ここから先はスピードも上がり、1個のミスが取り返しのつかないミスになります。
動画撮影しながらなので、精神的同様によるプレイミスがあり、あえなくダウン。
5~6回やってみて、最高順位は8位でした。
私程度でも、集中力さえ続けばそれなりの順位が取れるのはうれしいですね。
テトリスはeスポーツ向け?
テトリス99は対戦相手が多すぎるのでさておき…
普通のテトリスは基本的に運要素がなく、思考の瞬発力と操作の正確性だけで勝負することになります。
そのため、パーティゲームでわいわいすることも可能は可能ですが、純粋な実力勝負で勝敗を決することができます。
そういう意味では、ルールもシンプルですし、勝敗もそこまで長期戦にはなりにくいので、それなりの盛り上がりは魅せられるのではないでしょうか。
テトリス単独の大会というよりは、他のゲームと合わせての方がいいような気がしますけどね。
個人的意見としては、テトリスはやっぱり「自分との闘い」というイメージが強いですね。
一人で延々とスピードアップに耐えながらやっていき、少しでもスコアを伸ばしていく楽しみというか。
少なくとも、昔はそのように楽しんでいました。
まあ時代も流れ、これはこれで新たな楽しみ方ですね。
ただ、5~6回もやっただけで、ちょっと飽きたのも年のせいかしら。