G-log 日々思うこと

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【ひとり旅】(自称)日本のエーゲ海「牛窓」に行ってきた。

牛窓。岡山県の南部にある町です。

元々は牛窓町という独立した町でしたが、合併して瀬戸内市の一部になりました。

日本のエーゲ海ということですが、エーゲ海を知らない上に、瀬戸内海は瀬戸内海で魅力だから他所の名前を借りずに誇っていいと思うの。

 

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今回は陸地にしか行っていませんが、牛窓町は島もいくつかあるみたいですね。

 

 

エーゲ海とは

エーゲ海というのは、地中海の一部。国で言えば、ギリシャ、トルコ辺り。

島々、特に火山島が多い海域です。

地中海リゾートの中でも有名なエリアで、一年中温暖な気候で多くの人々が訪れています。

というのが、適当にネットから拾ってきた情報です。

行ったこともないのでよく分かりませぬ。

 

日本のエーゲ海、牛窓

そんなエーゲ海inJapanが、ここ牛窓です。

と言っても、今回訪れたのは本州側、しかもほとんど「しおまち唐琴通り」です。

 

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小さいながらも、今もまだ機能しているようですね。

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たぶん牛窓のメイン商店街通りなのでしょう。

田舎だからほぼ全滅か…と思いきや、それでもやってるお店はそれなりにあるんだなあと眺めていました。

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昔は「牛窓往来」と呼ばれ、岡山藩から牛窓が商業地として指定されており、17世紀頃には栄えていたそうな。

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こちらの通りのカフェにも訪れていますので、別記事もご覧ください。

www.gk-gk21.com

 

 

寺と神社と、まずは寺だ

牛窓では、カフェ以外にお寺と神社に訪れました。

まずこちらが本蓮寺。

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江戸時代の頃、日本と朝鮮の交流の中で活躍した、朝鮮通信使が宿泊した場所だそうな。

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それで思い出したんですが、最近は江戸時代の鎖国政策について、「鎖国はなかった」という風に教え方が変わったというのは本当でしょうか?

オランダやら清やら朝鮮、となると、もう鎖国と言われて浮かぶイメージと全く異なりますしね。

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誰もいない寺でしたが、お日柄も良く空がきれい。 

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しかし、長年の劣化でしょうか。傾いております。

私が傾いているのかと思いましたが。f:id:GK_GK21:20190607052208j:image

 

 

三重塔。高台にあるせいか、3割増しくらいの迫力。 

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この「本蓮寺中門」(ほんれんじちゅうもん)は、室町時代のもの(修繕はしてますが)。

小さいながらも、500年以上の歴史ある門で、国の重要文化財にもなっています。 

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次は神社へ昇る

そんな廃墟を横目に、神社へと昇っていきます。

鳥居には「天神社」と書かれていて、ありそうだけど見たことない名前の神社でした。

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最低限、舗装はされているのですがそれでも荒れた道と言えば荒れている。

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まあ大した高さではなく、階段の段数で言えば100段くらいでしょうかね。

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その程度であっても、登ってみればけっこう眺めがよかったです。

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瀬戸内海に浮かぶ島々も見ることができます。

名前までは分かりませんし、だいぶ小粒な島のように見えます。

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「牛窓天神山古墳」という古墳もあるようです。

四世紀後半とのことですので、1500年以上前ですね。5基もあるそうな。

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こちらが本殿。

見づらいですが、「牛窓天神社」のピンクの旗とポップな書体が雰囲気に合っていないような…

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「天神社」という名前からうすうす気づいていましたが、「菅原道真=天神様」を祀った神社とのことです。

この辺と大宰府は中途半端に離れていますが、きちんと信仰は伝わっているんですね。

恐るべし菅原道真公。

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改めて、神社からの眺めのご紹介。

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島の名前が書かれています。小さい島にも人はいるのでしょうか。

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「牛窓新八景」と書かれた浮き輪が設置されているのを発見しました。

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浮き輪の中から覗くと…特に関係なかったようです。

八景ということは、あと七景があるのでしょうか?

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何があるってわけじゃないけど

牛窓。

知人が仕事で通っていた場所なので行ってみました。

特に何があるわけでもないですが、穏やかさと歴史深さはいいですね。

港は船も出ているし、釣りも盛んにおこなわれていました。

まだ少し早いですが、他のマリンスポーツも盛んのようです。

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カフェにも若い人が働いていて、移住者も少しはいるみたいですね。

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冒頭にも書きましたが、エーゲ海云々じゃなく、牛窓は牛窓として売っていくべきだと思います。 

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私は海が苦手なのでマリンスポーツはやりませんが、岡山市内から小一時間ですので、皆様も機会があれば訪れてみてください。

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おまけ:突然ですが、廃ログのお時間です

牛窓天神社の麓に、けっこうな廃墟がありました。

2階建てですが、その一角が崩落しています。

2階部分も完全に蔦でおおわれており、かなりの年月の経過をうかがい知れます。

 

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一応、敷地と思しき範囲には入らなかったのですが、入れたとしても、いつ本格的に倒壊するやら、危険な感じがします。

雨の日など大丈夫なのかしら。

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裏手は完全に木々に覆われていました。

やはり相当な年月が経っているのですね。

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まあそもそも、廃墟らしき建物はいくらでもありますので…(住んでいたらごめん)

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こんな時代を感じるイラストもありました。 

東宝のポスターですので、役者のイラストなのでしょうか。

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最近は、廃墟に行く機会が多いので、紹介できればまた(パクッて)記事にしたいと思います。

【本家はこちら】

廃墟ガールの廃ログ

 

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