五島列島のうち、下五島と呼ばれる中で最大の島・福江島に来ています。
30近い教会がありますが、その中でも最も有名なひとつ、堂崎天主堂をご紹介します。
アーメン。あれ、アーメンってカトリックか?
堂崎教会(天主堂)とは?
堂崎教会は、江戸時代に禁教されて以来、一番最初に作られた聖堂です。
1873年にキリスト教も解禁されると、1879年には小聖堂を建築。
(ただし1868年(明治元年)にも、キリスト教徒の拷問や捕縛などがあったそうです)
その後、1908年には、現在の赤レンガ作りの大聖堂を竣工。
以降、五島列島の中枢教会として機能してきました。
…そんなことが、表の看板やもらったガイドブックに書いてありました。
堂崎教会への行き方
福江港及び福江空港からも、だいたい車で15分くらいの距離にあります。
徒歩で行くのはかなり厳しいです。
福江島の中では北東部にあり、路線バスなども通っているようですが、バスにも限りがあるので、車がいいと思います。
車では海を右側に観ながら走って行けばほぼ一本道ですので、ナビがなくても迷うことはあまりありません。
手前に駐車場があり、そこから先の数百メートルは歩いて行く必要があります。
なんとなく、力強さを感じる看板。
てくてくてくてくてくてくてく歩いて行くと、もう見えてきました。100mくらいでしょうか。
ちなみに「お願い」看板と堂崎天主堂の間に、カフェ「BABY QOO」(ともう一軒のカフェ「パニス・アンジェリクス」)があります。
BABY QOOはほぼ毎日営業だそうですが、もう一軒は水・木が定休日でした(なので訪問できず)。
中は資料館
教会としても機能しているようですが、一方で中は資料館にもなっています。
最初、別に何か建物があるのかと探してしまいましたが、教会のことのようでした。
撮影不可なのと、寒さで震えていたのできっちり覚えているわけではありませんが。
キリシタンの悲惨な運命や日本独自の信仰の形など、五島におけるキリスト教に関する内容が示されています。
堂崎天主堂の建物について
赤レンガ造りの建物はいくつも見たことはありますが、教会は初めてだと思います。
そもそもあまり教会に訪れたことがありませんが…ドラクエくらいですね。
下から見ると、迫力があります。
ドーン!
形も「教会」って感じですね。表現力不足で他に何と言っていいか分かりませんが。
教会とはいえ、屋根は瓦葺きなんですね。
珍しい気もしたのですが、五島の教会では何軒も見受けられました。
ちなみに、堂崎教会は有形文化財ではあるので文化的にも貴重ではあるのですが、世界遺産の構成建築ではありません。
ちなみにちなみに、入場料300円もかかります。
堂崎天主堂まとめ
赤レンガの厳かかつ雄大な姿。
そして周りの海や自然。なかなかの景勝地であり宗教地であり。
趣深いですね。
福江港からも比較的近いので、福江島に行ったらぜひ訪れてみてください。
おまけ
駐車場にあるトイレが立派できれいでした。Wi-Fiも飛ぶらしい。
同じく駐車場にて。
変わった岩だなあと海を眺めていたら、Google Mapでも「りんご岩」と書かれていました。観光資源なのでしょうか?
海は湾になっていても水の流れは多少あるようで、静かな波音に透き通った色をしておりました。
もう少し気温が高ければ休んでいったのになあ(この日は10度くらい)。
けろけろ。