前回までのあらすじ。
「おんせんやどにいくんだ」とはりきっていたGO。
ぼくはおんせんやどにいくんだ(よてい)#ひとり旅 #温泉 pic.twitter.com/C3rVdgZU2a
— GO@国内ひとり旅・読書・ブログ (@GK_GK21) 2019年12月8日
それに乳頭温泉郷の湯めぐりをするには、乳頭温泉郷に宿泊する「湯めぐり帖」を手にするのがお得。
そこで温泉郷内の宿を探したものの、昔ながらの温泉宿はいまだにひとり旅を泊めてくれるところが少なく、ここも例に漏れない。
絶望していたGOであったが、唯一ソロでも泊まれるところを発見したのが「休暇村乳頭温泉郷」だったのだ。
休暇村グループ
というわけで、「休暇村乳頭温泉郷」 に宿泊してきた話です。
前回書いたように、ここからは徒歩数分圏内に「妙乃湯」「大釜温泉」「蟹場温泉」の3つがあり、なかなか便利です。
休暇村乳頭温泉郷への行き方ですが、田沢湖駅からは直通のバスが出ていて、「休暇村前」という停留所で降りれば1分です。
したがって、帰りも目の前からバスが出ているので便利。おおよそ1時間1本くらいは走っています。
停留所を何度かはたいたのですが、完全に雪が落とせませんでした。
車で行くには、雪道に慣れていない私には不安でしたので、バスはありがたいですね。
和室に泊まる
ザ・温泉宿というよりも、やや近代的な印象があります。
ただ、昔ながらのところは風情がある一方で、利便性や快適性は近代文明に及ばない部分もあるので、これはこれでありがたいです。
お部屋はこちら。シンプルな和室ですが、空気清浄機などもあります。
温泉郷に行くなら温泉宿に泊まりたいという念願はこれで十分叶いました。
一人旅では、基本的にビジネスホテル(極たまにリゾート)に泊まるので、和室に泊まる機会は少ないんですよね。
あ、こないだの五島列島は和室のゲストハウスでしたが。
フロントでチェックインの際「お布団は敷きに行くのも選べますがどうしますか?」と聞いてくれたのがありがたかったです。
布団を敷きに来られるのってあまり好きじゃないんですよね。
そこまでのサービスを求めてないですし、いつ来るか分からない人を待つのは嫌ですし。
秋田牛付きバイキング
今回は秋田牛ステーキが付いたバイキングコースでした。
17時30分になったらバイキングがスタートしましたので、さっそく1番乗りで食べに行きます。
写真映えしませんが、適当に食べたものを撮ってきました。
左は「豆腐巻き」と呼ばれるスイーツ風なもの。
山菜から川の幸までいろいろあります。
こちらはカニ、岩魚の丸焼き、きりたんぽなど。
子供向けっぽいフライドチキンやエビフライなども一応食べる。
若竹の煮物も食べましたが、半分くらい竹を食っているようでした。
そしてこちらが秋田牛のステーキ。
というよりも焼き肉に近い感じでした。
ブランド牛、というわけではないのかもしれませんが、適度な脂のノリで柔らかく、美味しくいただけました。
ここで刺身やてんぷら、ご飯などで少し和風よりへ。
ニジマスの刺身は美味しかったですね。尾頭付きで迫真の顔をしており、ありがたくいただきました。
最後の方は、しょっつる鍋、きりたんぽ味噌、山芋煮、漬け物類。
いぶりがっこ×クリームチーズは美味かった。
そして最後にちょっとしたケーキとカフェラテでしめ。
だいたいいつもの3~5倍くらい食べましたかね。
普段だったら、ご飯1杯+ステーキでも十分なくらいですから。
この後は、しばらく温泉に入る気力もなく部屋で横たわっていました。
ちなみに朝食もビュッフェスタイル。
きりたんぽやコーヒー豆などをいただきました。
温泉も良かったのですが…
食休みを十分にとったら、あとはのんびりと温泉へ。
ここは混浴はなく、きちんと男女分かれています。
また、乳頭温泉だけでなく、近くの田沢湖高原温泉の湯船もありました。
露天風呂もあり、たまたま私一人だったのでのんびりと入れました。
天を仰いで真っ暗な夜空とそびえ立つブナ林を眺めながら温泉に浸かる。
— GO@国内ひとり旅・読書・ブログ (@GK_GK21) 2019年12月20日
聞こえるのは温泉の湧き出る音だけ。時折、粉雪が顔から体温を奪っていくのも気持ちいい。
って感じで、初めて温泉を堪能したという感覚を得た気がします😗画像は明るいときのだけど。#ひとり旅 #乳頭温泉郷 #温泉 pic.twitter.com/FXgUwe6A02
ただ、1個だけ不満点(-1)だったのが、洗い場もかなり寒かったことに加え、お湯がぬるい&出ないこと。
シャワーで身体を洗おうとしたのですが、何分待ってもやや冷たいお湯(体感で30度弱くらい?)しか出てきませんでした。
なので、洗い場の寒さに加わって浴びれば浴びるほど身体が冷えていき、とてもじゃないけど耐えきれませんでした。
湯船に入って温まろうとしても、湯船も熱々ではなく温めでまったり…程度の温度だったので、芯から温まることはなく。
露天風呂の風情が良かっただけに、そこが少し残念でした。
ちなみに翌朝は寒さで露天風呂が閉鎖されていました。
フロントの方も謝っておられましたが、中の寒さも故障や不具合だったのかな。
チェックアウト~さようなら乳頭温泉卿
そしてフロントで土産物などをみて、チェックアウト&帰路へ。
朝日も山々から登ってきて、晴れ渡った澄み渡った空でした。
田沢湖駅までは840円(後払い)。
バス停が目の前にあるのは助かります。
というわけで、短い時間の旅行でしたが、温泉郷を満喫いたしました。
乳頭温泉の話は、もう1回だけ続くんじゃ。
まだ来てけろじゃ。