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【アート】「中之条ビエンナーレ2021」を観に行く(その1)

芸術の秋。

なんて言ってみましたが、秋だからというのは特に関係ありません。

今回は、群馬県中之条町の「中之条ビエンナーレ」に行ってきました。

(2021年の会期は11月14日までです)

 

メインは紅葉でも観て温泉でも入ろうとしたのですが、せっかくアートイベントをやっているというので参加してみることに。

思ったより面白かったですね。

 

アクセスと概要

中之条町に行ったのは初めてです。

車で行けば、東京から関越自動車道で2時間ほどかけて渋川・伊香保ICで降り、そこから車で30分強くらいの位置にあります。

 

私のナビがおかしいせいか、なぜか早稲田ICで高速を下ろされ、そこからしばらく一般道を走らされました。

埼玉の上尾辺りの倉庫地帯で、かなりの渋滞にハマりまして、なんだかんだで5時間くらいかかってしまいました。

車が多いというより、1分に一度は信号に捕まってしまい、無駄に疲れました。

 

中之条駅でスタート

いくつか拠点はあるのですが、私は中之条駅でスタートしました。

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駅のロータリーから左側に無料駐車場があります。

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そして駅から徒歩1分の元ヤマザキショップを包み隠さないこの店舗が、中之条ビエンナーレの総合案内所となっています。

ここで参加パスポート(大人1500円)などを買います。

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こんな感じの受付があります。グッズも買えます。

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こちらがパスポート。ほぼ全ての会場で提示が必要になるので、失くさないようにしましょう。

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そしてこちらがパンフレット。

地図情報はこちらに頼ることになりますが、どんな作品があるかまでは分かりません。

ネタバレ禁止ということですかね。

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なお、エリアとしては町内全域に及びます。

ショップやサインは全てこのピンクっぽい色が共通カラーとなっており、道中はこの看板を頼りに周ることになります。

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中之条市街地エリア

町全域にわたり、大きく5個のエリアに分かれています。

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この時点では中之条市街地にいたので、そこをいくつか。

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まずは駅前に車を停めたまま、一番近い「2」の作品を観に行きます。

こちらは商店街の空き店舗を利用されており、ウォールアートとなっています。

なお、ここは外から眺める作品なので、パスポート無しでも観られます。

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解説には「大きな怪物たちと連れ立って」と書かれていました。

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続いては、「4」の「つむじ」という町内施設へ。

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この施設は昨年できたようで綺麗な複合施設。

飲食店数店と雑貨店が複数入っていました。なかなかオシャレスポットかつオープンな場所のようです。

こちらでもパスポートやがガイドブックを買うことができます。

また駐車場も数分離れた町役場に停めることができますので、こちらの方がスタート地点にいいかもしれません。

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5時間ぶっ続けで移動し続けていたため、ここのpizza屋さんで腹ごしらえ。

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ワンサイズが500円程度で買えるので、程よい分量でした。

今焼き上がったというのでリンゴを使ったpizzaを注文し、外で美味しくいただきました。

また、ここの店員さんに「旧・五反田小学校に展示されている鳳凰がオススメ」との情報をいただきました。

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近隣の2つを周る

そのまま隣の「博物館ミュゼ」の展示を観に行きました。

こちらの施設もなかなか立派ですが、中に入る入口は分からず。展示は外です。

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高さが私と同じくらいある、謎のタマゴのような作品です。

タイトルは「移ろいゆく世界」。

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日々の繰り返しも少しずつ変化していく、連続しているようで移ろう世界を表現した作品のようです。

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続いては、同じく近所にあってpizza屋さんに聞いた「旧廣盛酒造」へ。

こちらは元・酒蔵です。

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タンクはそのまま残っているようですね。

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ここは複数の作家の作品が展示されています。

こちらはクルクル回る影絵の作品。

小さなオブジェが光を通して巨大になっており、コンクリート剥き出しの壁に映えます。

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酒蔵は密閉性が高いせいか光を遮断できるため、他にも映像作品がいくつかありました。

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別棟の蔵には、大量の「足形」の作品が。

壁には数百人の顔と足形の写真が貼られていて「実在」というタイトルからそれぞれの人が作ったものを集めたようですね。

(妄想では、亡くなった人達の足形と考えたらホラー要素がありましたが)

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酒蔵の2階にも作品が展示されています。

こちらは、後ろの羽で風を受けることでクルクル回るカメラ。

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そのカメラを様々な景色の場所に置き、それによって撮られた写真を展示しています。

(吊るされているのが作品です)

当然ですが、横に流れるような画像になっていて、何となくの色合いしか分かりませんが、現実の抽象化とでも言うのでしょうかね。

ただ写真を見ても何なのかさっぱり分かりませんが、解説とセットであぁなるほどと思える作品でした。

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こちらは歯車が動いていて、自然の胎動(だったかな?)を表しているようです。

動きのある作品なので画像では伝わりませんが、このシルエットが結構気に入りました。

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そして酒蔵1階の作品に戻りまして、今回のメインとも言える作品がこちらのオオカミ。

中之条ビエンナーレ2021のポスターにも使われています。

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小さな輪っかのような金属(?)部品で立体的に組み上げられています。

床面には丸い鏡がいくつも配置されていて、それが光を反射しています。

なぜ壁を見つめているのか…

 

けろ隊を置いて、作品を少し台無しにしてみました。この後食われました。

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そんなわけで、中之条ビエンナーレ(その1)でした。

たぶんその2に続き、場合によっては3まで分けます。

 

【公式WEBサイト】

nakanojo-biennale.com

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