タイトルが馬鹿っぽくなってしまいましたが、要するにブラックフライデーなんてなかったよねという話です。
ブラックフライデーの定義が分からなかったので調べてみると、アメリカでの「11月第4木曜日の翌日」ということだそうです。
11月の第4木曜日は感謝祭であり、その翌日はだいたい休日だそうです。
それにしても、じゃあ最初から第4金曜日でいいんじゃないのか?
感謝祭という風習が私にはよく分からないのですが、アメリカドラマだとターキーを囲ってみんなで食っているイメージです。
今はどこもかしこも「ブラックフライデーセール」なんてやってますね。
欲しいモノが安く買えるならいいですが、消費を煽られるのは苦手です。
思えばハロウィンにしても、子どもの頃(30年ほど前)はほぼなかったように思います。
その割に、海外ではお菓子をくれないといたずらしていい日みたいな文化だということは知ってましたが。
「おじさんにお菓子をくれないと、うへへ、い、い、いたずらしちゃうぞ、うひゅへへへははは」みたいな人が出てきたらどうするんだと思いますが、今の日本のコスプレ大騒ぎを見てると大差ないですかね。
10月、11月は日本ではパッとするイベントがないんですよね。と思ったんですが、改めて1か月ごとに考えてみると…
1月は正月
2月はバレンタインデー
3月はホワイトデー
4月は入学?
5月はGW
6月??
7月??
8月??
9月??
10月??
11月??
12月クリスマス
7,8月は何となく夏休みで押し切れる気がします。
9月は最近、シルバーウィークなんて言いますね。これも子供の頃はありませんでした。
10月は体育の日=運動会がありましたが、最近は5月くらいにやっているところも多いみたいですし、11月は11日の「独身の日」なんてのも最近台頭してきましたね。
いずれにしても、性的な盛り上がりか、商業的な盛り上がりがないと定着しないのでしょう。
クリスマスも家族の日のはずが、いつの間にか恋人の日みたいになってますし。
逆にバレンタインデーは、恋愛要素がなくなってチョコを送りあったりぶっかけあったりする日になってますね。
商業で言えば、ブラックフライデーなんて正にそうで、日本では感謝祭がないのに「ブラックフライデーセール」がどこもかしこも開催されているわけですからね。
お祭りっぽくしてクリスマス消費前に一度セールが放てるという、小売りからすれば良い機会なのかもしれません。
記念日とは少し違いますが、恵方巻も商業ベースで東日本にも浸透してきたわけですし(皆が買って食べているかは別として、販売という意味では)
まあ記念日だったり、買い物だけの日だったりと価値はそれぞれですが、「〇〇の日」というものが増える自体は、楽しめる範囲でいいんじゃないですかね。
この記事が投稿される11月20日をWikipediaでみると(日本)…
- ホテルの日(帝国ホテルが1890年11月20日に開業)
- 毛布の日(日本初の毛布生産から130年経った2017年に制定)
- 毛皮の日(11=いい、20=ファー)
- 山梨県民の日
というわけで、毛皮のコートをまとってホテルに行き、毛布にくるまって山梨県民のことを考えて過ごすのが、11月20日を満喫する正しい過ごし方のようです。
それにしても20=ファーって何だ??