鹿児島旅行記。今回は桜島に訪問です。
登れる訳じゃないので、そんなにボリューミーではないですけどね。
桜島と煙
地元の方からすると、桜島の細かい噴火なんて大したことないのでしょう。
ただ、こうして何ともない桜島を見ていた後・・・
数分後にふと見ると、音もなくにわかに煙を噴いているってのがすごいですね。
私ならよっぽど安心感がないと暮らせませんね。
なお、桜島手前の道の駅垂水(たるみず)では、降灰袋という袋が配られていました。
灰のことを「へ」と呼ぶそうで、降灰袋でなんと読むのかはわかりませんでした。
私が前回桜島に行ったのは2017年9月、もう4年以上前でした。
その時は鹿児島市側(島の西側)から船で訪問しました。
ただ、当時の写真を見ると天気が悪く雲(霧?)がかかっていて、桜島の全景を見ることはできていませんでした。
そんなこともあって、今回は東側・大隈半島から陸路で攻めてみることに。
途中でいくつか発見があったのはよかったです。
桜島に上陸
この陸橋がおそらく唯一の車かつ陸路での上陸方法です。
渡るとすぐに「溶岩道路」という刺激的な名前の看板が見えてきました。
道路自体は普通でしたけどね。
ただ、時々見える崖を見ると、やっぱり溶岩地帯なんだなあと実感します。
島の至る所で火山も見えますしね。
なお、北岳や南岳など複数の火山があるようですが、まとめて御岳(おんたけ)と呼ぶそうです。
展望台へ向かう
どこからでも見えるといえば見えるんですが、せっかくなのでもっとも近づけそうな展望台に向かいます。
↓は、なんとなく気に入った道。
桜島上陸から(多分)20分くらい、湯之平展望所に到着しました。
ここは路線バスでも来られるようです。
駐車場もあるので、車で行っても大丈夫です。
その他、トイレやお土産物売り場、資料展示などがありました。
展望所の記念撮影スポット。
火山独特の山並みがいいですね。
久々のけろ隊。
資料館の上が、環状の展望台になっています。
鹿児島市や錦江湾側にも景色が抜けていて、市街地なども確認できます。
山肌のアップ。
桜島について学べる
展望台の中の資料館。
床には桜島全体の衛星写真がプリントアウトされています。
プリントがデカすぎてよくわからなかったのですが、現在地と御岳の位置関係はわかりました。
桜島の噴火ですが、記録に残った大噴火は5回のようです。
1914年の大正噴火は、3mの鳥居が埋もれちゃうくらいですからね。
また、昭和噴火は1946年ということで、戦後まもない日本でどのように受け止められたんでしょう。
振り返ると、1万年と3000年前に最大の大噴火があったそうですが・・・
縄文時代だと思いますが、この辺りに人類はいたのでしょうか?
昔過ぎてあまり想像がつきませんね。
桜島の凄さを、前向きにPRしていました。
そしてここには縄文時代から人が住んでいると書かれていました。
確かに4年前もすごいと感じたのは、フェリーが24時間運行であること。
日本の公共交通機関で24時間営業ってなかなかないでしょうからね。
それにしても、真夜中に移動したい人たちがそんなにいるんでしょうか??
ジオパークを歩く
ところ変わって、今度は桜島の西側の方にやってきました。4年前はここしか来ていません。
鹿児島市の中心部から船でやってくると、こちら側にたどり着くことになります。
ここは湾に沿って公園として整備されています。
噴火すれば海まで溶岩が流れるのでしょう。
この辺りは砂浜なんてものはなく、やはり溶岩石のような黒い岩が転がっています。
そんな荒々しい景色が見えますが、芝生も整い、海が感じられる穏やかなウォーキングロードでもあります。
何があるというわけではないのですが、穏やかな錦江湾の沿線を歩き回っていました。
12月下旬ではありましたが、気温も18度ほどと暖かく、半袖でうろついている人もいました。
これも火山パワーなんだろうか。
猫たちが多い桜島
4年前も思いましたが、桜島といえば猫が多いイメージです。
湯之平展望所にいた不良っぽい猫たち。
にらみつける こうげき。
ジオパーク周辺。
4年前は子猫たちにたかられた覚えがありました。
今回も何匹かと遭遇。
颯爽。
比較的接近戦まで持ち込めました。
まあ私は猫アレルギーなんで、触れることはできないんですけどね。
そんな桜島ダイジェストでした。