柑橘王国愛媛。
そんな愛媛旅行でしたが、今回は鯛ばかり食べていました。
5年前は
古い話ですが、5年前に来たときは鍋焼きうどんを食べていたようです。
松山市のグルメで調べた時に、鍋焼きうどんが結構推されていました。
商店街の近くにあった「アサヒ」と「ことり」というお店で食べましたが、アルミ鍋に乗った甘いうどんが美味しかったように記憶しています。あと安かった。
鯛で有名な南部地域
愛媛県の南の方は、鯛が有名です。
愛媛県の西側は宇和海と呼ばれ、穏やかなリアス式海岸で鯛の養殖に適しているんだとか。
愛南町の石垣の里で見た風景も、鯛の養殖だったのでしょう。たぶん。
ただ、天然の鯛も一本釣りなどで捕獲されているようです。
鯛めしだらけ
ほぼ鯛ですが、まずはタコ。
こちらは、しまなみ海道を通った際の大浜パーキングで食べたタコ飯です。
因島名物・・・ということですが、もはや愛媛ではなく広島でした。
ここからは本当に愛媛です。
まずは、しまなみ街道の途中にある来島海峡サービスエリアです。
しまなみ海道の今治側にあり、お土産も充実したサービスエリアですが、食事メニューも結構あります。
こちらの鯛めし。唐揚げもつきます。
愛媛の鯛めしには2種類あります。
松山式の焼いた鯛をご飯と一緒に炊く釜飯のような鯛めしと、宇和島式の生の鯛をだし醤油や卵などと絡めてご飯にかける鯛めしです。
今回は宇和島方式です。
だしは西日本の醤油だから?か甘めです。
続いては、宇和島市内にある道の駅「きさいや広場」内の食のひろばです。
食券を買う機会は共通ですが、平たく言えばフードコートのように地元の店がいくつか出店しているようです。
宇和島市内ですが、松山式に近い「鯛釜飯」を頼みました。
うどん付きで880円と非常にお安いです。
炊き込み=松山式の方が好きですね。
最後は、道後温泉街にあった「松山鯛めし 秋嘉(あか)道後店」です。
ここで「鯛そうめん」を食べれば、松山鯛めし・宇和島鯛めし・鯛そうめんの3巨頭を制したことになったのですが、残念ながら品切れ。
仕方ないので細かいものも頼みました。
同じく宇和島名物のじゃこ天は焼きたてで美味しかったのですが、ちょい高め。
鯛かわポン酢はあっさりでこれも美味い。
酒がみかんジュースみたいなものだったので、合わなかったですけどね。
宇和島か松山かでは、松山派になったので、松山鯛めしにしました。
ちょっと鯛が小さくないか?とは思いましたが、美味しかったです。
こちらのお店では、ひつまぶしのように3種の食べ方が推奨されていました。
一杯目は普通に、二杯目は薬味、三杯目はお茶漬け風。
そのほか食べたものたち
あとは道後麦酒館にも行きました。こちらは道後温泉本館の目の前にあります。
風呂上がりのビールの良さはまだ分かりません。ビール苦手ですしね。
おつまみは美味しかったです。
こちらも宇和島名物の太刀魚巻き。
ごぼうを太刀魚で巻いたというもので、魚の味とごぼうの食感が楽しめます。
それなりに楽しめましたね。
その他、ローソンで買った飲むゼリー。400円近くしましたが、濃いです。
空港で食べたうどん。じゃこ天が入っています。
お土産類と大洲の志ぐれ
お土産は相変わらずわらわらと買ってきました。
あまり日持ちしないものが多かったので、苦労しました。
今回の旅の目的の一つが、愛媛県大洲市の「志ぐれ」(しぐれ)という和菓子です。
細かいことは知りませんが、知人が「大洲の志ぐれがどうしても食べたいのさ…」と以前から呟いていたので、買いに行くことにしました。
志ぐれは200年以上の歴史があるそうですが、話を聞いて初めて知りました。
ただ、大洲市公式の「志ぐれパンフレット」によれば「たぶん日本中でここにしかない和菓子です」とのことですので、私が知らなかったのも無理もない。
見た目は羊羹に近いのですが、米粉や餅粉が入っているので色味も少し白っぽい感じがあります。
(切った姿)
上で4つ並んでいるように、今回はたっての思いを受けて買いに行ったので、大洲市内の店舗を複数回って買い集めました。(冨永松栄堂、ひらのや、米田菓子舗、二葉屋)
市内には10店舗あるそうですが、さすがにコンプリートは無理でした。
とはいえせっかく4個も集まったので、食べ比べをしてみました。
餅っぽい、小豆が多い・少ない、棒状で売っている、個包装付きなどそれぞれ特徴があります。
食べ比べた結果、一番手広くやっている「冨永松栄堂」のが一番美味しかったかなあ。
モチモチしていて甘さはやや控えめ、程よいねっとり感でした。
羊羹、ういろうに近いですかね。
冨永松栄堂さんはオンラインショップもやっているようです。
冨永松栄堂さんだけは、10日前後はもつみたいですが、他のお店は志ぐれの賞味期限が大体2〜4日程度なので、基本的には現地買いしかないようです。
あと、どこかのお店のは新橋のアンテナショップ(香川・愛媛せとうち旬彩館)で売られていましたね。
感想まとめ
そんなわけで、愛媛で食べたものたちでした。
他にも色々食べてみたい、買ってみたいものもあったのですが、財布と胃袋とリュックサックにも限界があってこんなものでした。
特にしぐれは羊羹程度には重いので、それを5本くらい買うとそれなりの重さになります。
↓こういうのもトライしたかったんですけどね。
まあ食事もお土産も楽しめたのでよかったです。(感想が雑)
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