岡山県のグルメについては、正直なところそれほど触れることがなく…
というのも、桃やぶどうといった果物王国というイメージはありますが、どちらも旬じゃありません。
ままかり
ままかりって、名前は知っていても、ほとんど食べたことがありませんでした。
ままかり=飯借(≠ママ狩り)という字があてられるそうな。
つまり、飯を借りてきたいくらい美味しいという意味が込められているのでしょうか。
一方で、調理が面倒で腐りやすいので、猫も食べない「猫またぎ」という称号も与えられています。
どっちやねん。
さてママカリ(分かりにくいのでカタカナで書きます)ですが、その実態は「サッパ」です。漢字で書くと、魚へんに制する。
こちらは、倉敷のお店「浜吉」というお店で頼んだ「ままかり定食」です。
ママカリの焼き、ママカリの酢漬け、ママカリ寿司などママカリだらけ。
他に煮物とサラダ、刺身が少々。
ママカリ寿司は、シャリが見えませんね。
こちらは2,500円なりと、ランチで食べるには少し高めでした。
で、肝心のママカリの味なんですが…
うーん、結局は酢漬けしかないんでしょうか?
酢漬け、寿司は当然酢の味ですし、焼きママカリも酢がかかっていましたし…
腐りやすいということもあって、酢と共に食べないと何か問題があるのでしょうか?
全てが酢だったので、少し飽き飽きしましたね。
ママカリ寿司が一番美味しかったかなあ。
その他の岡山グルメ
地のモノを食べるには、居酒屋が一番ということで岡山駅前に向かいました。
Googleで探したお店がなぜか存在していなかったので途方にくれていたところ、「もう庄やでいいや」ということでふらりと入りました。
結果から言えば、接客は悪くなくお値段も手ごろなので悪くはなかったです。
岡山名物もそれなりにありましたしね。
ここでもママカリ。そしてやはり酢漬け。
やっぱ少し飽きますね…
日本酒は地元の喜平というお酒を。
もう少しで空になっちゃうから、という理由でビンごとくれました。
こちらは黄ニラ。黄色いニラです。
岡山が生産の中心ですが、結構な高級品とのこと。
豚肉とタマゴとじになっていて、ニラを食べているというよりも白髪ねぎに触感が近かったですね。
なぜか馬刺しがあったので、ユッケをいただく。たぶん岡山関係ない。
こちらは瀬戸内の牡蠣。岡山かは分かりませんが、美味い美味い。
えびめし。これは岡山に来て初めて知りました。
ソース味のチャーハンというかピラフというか。かなり味は濃厚でしょっぱめ。
茶碗一杯分くらいでしたが、十分な濃さでした。美味しかったですけどね。
岡山では「えびめしや」という専門チェーン店もあるみたい。
最後はきびだんご
やはり、岡山グルメで外せないのはきびだんご。
今回もいろんなところのを買いました(主にお土産)が、廣栄堂さんのが一番おいしいですね。
というわけで、岡山のグルメでした。
瀬戸内の恵みを受けた海産物が中心ですが、一方で黄ニラやオリーブなど農産物もあり、その辺はほとんど手つかずで終わってしまいました。
ただママカリは一回食べればもういいかなあ。