おばあちゃんの原宿と言われてきて、最近はその反動からか「若者も楽しめる」という記事もよく見るようになった巣鴨。
今回、初めてとげぬき地蔵尊と巣鴨地蔵通商店街に行ってきました。
巣鴨について
巣鴨の場所ってあまり知らなかったんですよね。
何となく、柴又とか浅草辺りとイメージがごっちゃになっていて、葛飾区とか台東区の辺りかと思い込んでました。
実際には豊島区だったんですね。
巣鴨地蔵通商店街
巣鴨地蔵通商店街は、JR巣鴨駅から徒歩5分ほどで、大きな門が目印となっています。
すぐ手前にある真性寺さんに、有名な「とげぬき地蔵尊」があるのかと思って迷い込みましたが、こちらは違いました。
ただ、こちらも8世紀の聖武天皇時代の頃からあるらしく、大変伝統的です。
商店街はアーケードはありませんが、歩行者天国のようです。
歩けるスペースも広く平坦なので、歩きやすい道です。
団子屋、あんぱん屋など、食べ物を売るお店も多く、中には行列もできていました。
「ときわ食堂」という大衆食堂のようなお店が一番並んでいたかなあ。
私はエビが丸々一本入った練り物を食べ歩きました。
ボリュームがありエビも大きかったのですが、450円はちょいお高かったかなあ。
Googlemapで(適当に)測ってみると、地蔵通商店街は全長1.5㎞くらいありました。
その間、店が途切れることはほとんどなく、人通りもけっこうありましたね。
とげぬき地蔵尊へ行く
そんな地蔵通商店街の巣鴨駅に近い方に、高岩寺というお寺があります。
こちらが、いわゆるとげぬき地蔵尊です。
お寺の敷地としては、けっこう狭く、境内も数分で回れるくらいの規模感です。
私も勘違いしていたのですが、本尊にあたる「とげぬき地蔵」そのものは秘仏とされ、一般公開されていませんでした。
何となく、とげぬき地蔵に触ると悪くなっていた部分が治る…みたいな印象があったのですが。
とげぬき地蔵の「御影」というのを配布していて(印刷物?)、それを体に貼ると治る…という話もあるようですが、実際体験してないのでよく分かりません。
【とげぬき地蔵尊についての外部リンク】
代わりと言いますか、外には「洗い観音」と呼ばれる像が祀られています。
こちらは観音像に水をかけ、布で拭くとその部分が治る…というようなもののようです。
布は販売もされていますが、一般用にも置かれていたので、手ぶらでも参加できました。
すがもフェスタ
さて、たまたま訪れた2023年1月29日は、「すがもフェスタ」の最終日でした。
題して「すがもんの大冒険 消えた赤はっぴを探せ!!」です。
商店街の入り口で、シートとペンなどが配られていました。
スタンプラリーと謎解きを足したようなもので、地蔵通商店街+隣の庚申塚商店街のスポットを巡り、そこに書かれた謎を解くというものです。
この記事が出るころには終わっているので、多少ネタバレしてもいいでしょう…
謎自体は、全ての漢字にふりがなが振られていることからわかるように、それほど難しいことはありませんでした。
ただ1.5㎞以上を歩き回ることになるので、それなりの時間はかかります。
最後の方は、お隣の庚申塚商店街にも謎がありました。
地蔵通商店街よりは、少しお店なども減ってしまいますが、学校や大学なども近いので若者はいましたね。
変わった地蔵もいましたし。
一応、めでたくクリアして、ごほうびにシールをいただきました。
感想まとめ
巣鴨の町おこしイベントは、大正大学の学生さん達が企画・運営などをしているようです。
謎解きイベントのスタッフも学生さんのように見受けられました。
そういう若者が入り込んだ街というのは何となくいいですね。
私が年を取ったのかもしれませんが、若者がいないと悲しくなる気持ちもちょっと分かります。
余談。
そんな年老いた私には、同じ1.5㎞を歩いて戻るのに疲れてしまったので、ちょうど庚申塚駅というところから都電が出ていたので乗ってみました。
初めての都電でしたが、駅間の距離がバラバラだったり、信号で止まってみたり、それなりに楽しい乗り物でしたね。