今年度は、イベント配信の仕事などをすることが多かったです。
当社のイベント配信事業は、半分くらい私の私物(パソコン、ケーブル、マイク等)で成り立っているレベルです。
なので、大きなイベント配信などは、他のプロの事業者とタッグを組んで取り掛かります。
タッグを組むというと対等のようですが、私が営業してくるから配信はほぼ投げる、という役割分担です。
しょせん、私は素人ですからね。
そんなことを何回もやっていると、映像の良し悪し(といっても見た目でわかる解像度とか程度ですが)は多少分かるようになりました。
が、全くわからないのが音に関すること。
例えば、リップシンク問題。
映像と音で少しラグがあるので、唇の動きと聞こえる音に、タイミングのズレがあるやつです。
あれがいまいち分かりません。
いっこく堂の声が遅れるやつくらいあれば分かりますが…
タッグ相手のプロの方々と一緒に仕事すると、「0.25秒くらいズレてる」と言われてもよく分かりません。
また、配信だけではなく会場のリアルイベントでも、「マイクで話した音声がスピーカーから出て、会場に反響して本人の耳に入ってくるのに時間差がある」と言われても全く気がつきません。
(これも時間差0.5秒~くらいらしい)
あとは微妙なエコー、反響具合とか、音のこもり具合、微細な雑音の存在など…言われて分かればいい方で、言われてもよくわかりません。
聴力にはそれほど問題ないとは思います。
むしろ、上階のうるさい足音とか、ペンをカチカチやる音とかけっこう気にしちゃうタイプ(たぶん関係ないけど)。
こういうのって、何度も訓練すれば分かるもんなんですかねえ。
私がいつまでたっても酒の味の違いが分からないのと同じで、何度聞いても分かるようにならない気がします。
聞き比べるのも難しいしなあ…