旅の醍醐味のひとつはご当地グルメである。
というわけで、今回は浜松餃子と静岡おでんを食べた話。
浜松餃子とは
浜松餃子について調べると、「もやしが乗っていて円形に配置されている」というような定義がありました。
それだけ?と思って調べると、浜松餃子学会による定義がありました。
【浜松餃子特設サイトより】
特徴や定義をおおざっぱにまとめると…
- 浜松市内で3年以上在住し、市内で作っている
- 主な具材はキャベツ、玉ねぎ、豚肉
- 円形に焼く
- 真ん中にもやし
こんな感じだそうですね。
ここまで丁寧に書いておいて、今回食べたのは浜松市ではないのですが…
浜松市はちょっと遠いんですよね。
五味八珍
そこで今回は、静岡県東部で探しまして、五味八珍に行くことにしました。
私が見ている静岡ローカル放送でも時々取り上げられていましたしね。
熱海駅の駅ビル・ラスカ店に行ったところ、13時過ぎでも30分以上待ち時間がありました。
熱海は若者が戻ってきていることもあって、大混雑なんですよね。
仕方なく熱海を離れ、東京方面に帰る途中に見つけたのが大井松田店でした。
静岡県でもない、もはや神奈川県でした。
(フランチャイズなので、直営と異なる部分があると張り紙がありました)
メニューなどがこちら。思ったよりも安い印象です。
浜松餃子の他にも、ラーメン・麻婆豆腐・エビチリなど、いわゆる中華料理は一通りそろっていました。
今回は、浜松餃子と五目チャーハンのセットにしてみました。
浜松餃子の感想ですが…
公式が言っている通り、味わいはあっさり目です。
(たぶんニンニクやニラなどが使われていない?)
かといって不満かというとそこが絶妙に肉らしさなどが残っていて、普通の餃子より軽いのに美味しかったですね。
12個もあってもペロリ。
ぜひ近くに欲しいお店ですが、通販を除けばほぼ静岡・愛知しかないので、なかなか食べる機会がないのが残念です。
しぞーかおでん
静岡おでんについては、駿河湾沼津SAで食べました。
こちらも定義を「静岡おでんの会」で調べると…
この5箇条のようです。
- 黒はんぺんが入っている
- 黒いスープ
- 串に刺してある
- 青海苔、だし粉をかける
- 駄菓子屋にもある
黒いスープは醤油がベースだからだそうですね。
「静岡おでん」と「しぞーかおでん」はそこまで違いがなさそうです。
改めまして、駿河湾沼津SA内を歩いていたところ、静岡おでんのお店を見つけたのです。天神屋さんというそうですね。
久々にこういうおでん鍋があるお店を見た気がします。
朝食後の午前8時ころの話なので、そこまで大量には食べられませんが…
こんな感じで、黒はんぺん、富士の白雪、いわしくん、フワ(牛の肺)、牛すじなどをチョイスしました。
そして静岡おでんの特徴である、青のりもパラっと。
こちらが名物の黒はんぺん。
普通の白はんぺんはねっとりふわっとしていますが、こちらは魚のつみれに近いイメージです。はんぺんって感じはしなかったですね。いわしくんと似ています。
こちらが富士の白雪。
味の染みたお餅のような外回りに、中は肉団子が入っています。
これも美味しかったですね。
そのほか、牛すじやフワなどのホルモン的なものも、柔らかく煮え切っていて美味しかったです。
静岡県も東西に長いですから、まだ知らないグルメがあるはず。
西の方は名古屋との親和性もあるでしょうし、うなぎなどもあるでしょう。
静岡おでんも、一軒食べただけじゃ分からないでしょうしね。
次回に備えて何かご存じの静岡グルメがあったら教えてください。