日本新三景、日本三大松原などに数えらえれる景勝地、三保松原(みほのまつばら)。
せっかく静岡に行くので寄ってみました。
場所・概要など
三保松原は、静岡県の東部、伊豆半島から駿河湾を挟んで反対側にあります。
富士山文化遺産の一員だそうです。
海岸線が7㎞あり、そこに松の木が約3万本植わっています。
どこかで徳川家康もお気に入りと見た気がしましたが、裏が取れませんでした。
松原の様子
駐車場は無料で、100台くらいは停められるように思います。
そこから数分歩くと「松原入口」です。
ここからは砂浜が中心なので、歩きやすい服装で行きましょう。
羽衣に関する伝説としては、天女が羽衣をかけた松があるとかないとか。
羽衣の松というのもありますが、初代・二代目は既にお亡くなり等なっており、現在は3代目羽衣の松だそうです。
「3代目~~」というと、伝統と意味ではそれなりにすごいのに、安っぽく聞こえてしまうのは居酒屋やアーティスト名などのせいでしょうか。
少し階段を上っていくと、年季の入ってそうな松がたくさん立っております。
下の画像で言えば左を向いてますが、そっちが海の方。
何か意味があるんですかね?
しかしすぐに砂浜に入ることができます。
砂浜の様子
結論を言えば「天気が悪いとつまらん」ですね‥
これだけ晴ればかりの真夏ですが、この日・この時間に限って曇っていました。
この松原の先に綺麗に富士山が見えるらしいですが、残念ながらこれが精いっぱい。
砂浜自体もそれほど歩ける範囲は広くはないです。
静岡市のウェブサイトから画像を拾ってきました。
こう見えれば確かにすごいんでしょうね。
砂浜から松林の方を見た感じ。
やはり空が灰色だとイマイチですね。
あとは砂浜の一角に羽車神社というのがありました。
羽衣とも羽根車とも関係あるのか分かりませんでしたが、みんなが石に願い事を書いて置いているようでした。
私もペンがあれば書きたかったのですが…
そのほか、散策ルートはあるものの、割と普通です。
育っていない松なども何百本とありましたが、それほど楽しくはなかったです。
曇りとはいえ、かなり暑かったですからね。
まあ三保松原について知りたい人は、入口にあった「みほしるべ」で学んでください。
あとは、入口のところにある「中村屋」さんでお茶をして帰り。
お茶&安倍川もちあんこ&きなこで350円なのでお安めです。
御穂神社
すぐ近くには、御穂神社という神社もあります。
地名は三保ですが、神社は御穂(みほ)。
神社自体はけっこうこじんまりしています。
ただ、三保松原から歩いて行くと、「神の道」という直線歩道が整備されています。
已む無く回避しているところもありますが、基本的には数百メートル直線です。
車も来ないのですが、逆に言うと一度ここに入ってしまうと脇道に出るところも少ないので、歩ききらないといけません。
(未舗装部分は、おそらく松の根っこを守るため入ってはいけないっぽいです)
ただ初見では「何この道」と少し面白かったので、まあいいのかな。
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