千葉県内では、私もあまり行かないエリア。
外房の知名度
千葉の海を想像するとき、だいたい外房の海を想像する人が多い気がします。
そもそも関東近県以外の人って、内房・外房を知っているんでしょうか?
ざっくり言えば、東京湾が内房、太平洋が外房です。
内房は、千葉市や木更津市、館山市などが含まれます。
一方、外房はいすみ市、勝浦市、鴨川市など、内房に比べればマイナーな印象です。
最近、勝浦は避暑地として有名になってきてますけどね。
そんなわけで、私の仕事も内房沿いの方が多いのですが、久しぶりに外房に連続で行ってきたので、魚を食べることにしました。
九十九里倉庫
まずは海食堂九十九里倉庫です。
九十九里倉庫という名前ですが、コストコじゃないんだぜ。
場所は九十九里町で、九十九里海岸のだいたい真ん中あたりに位置しています。
こちらは、海鮮&浜焼きがあり、各テーブルには焼き機が置かれています。
メニューも定食だけでなく、はまぐりやアワビ、サザエなどの貝類単品もたくさんありました。
しかし写真を飯以外に撮り忘れました。
これで1,750円くらい。
マグロが特に美味かったですね。つぶ貝はちょっと淡白。
ちなみにこのお店は、民泊などもやっているようです。
素泊まりなら3,000円~くらいみたいですね。
そういえば店内には、九十九里の歌が書かれていました。
確か「ハワイの隣で東京が庭だぜ」みたいな歌詞だったような。
※調べ直したら曲名は「九十九里音頭」で、「うちの隣はアメリカ ハワイ 奥の茶の間が東京だ」でした。
全部の歌詞はこちら。
ばんや
そして、もう一つ行ったのが「ばんや」です。
内房にも(少なくとも千葉では)超有名なばんやがありますが、そことは違うみたいですね。
場所は同じく九十九里町、先ほどの倉庫から車で数分です。
こっちはばっちり写真を撮りました。
最初は12時頃に行ったのですが、平日にもかかわらず10人以上の行列ができていました。
専用の駐車場もほぼ満車。
改めて行ったのは15時過ぎでしたが、店内には結構お客さんがいました。
「名物ばんや天丼」は、相当ボリュームがありそう。
店員さんにも確認したところ、「自信がないならやめといた方がいいぜ、坊や」と言われたので諦めました。
油モノですしね。
(画像の向き間違えた)
そんなわけで、海鮮ブイヤベース(1600円くらい)と刺身3種盛り合わせ定食(1400円くらい)。
金額をあまり見なかったのですが、結局3000円超えてました。
ブイヤベースが向かいに置かれたので匂わせっぽいですが、私ひとりです。
刺身はマグロ、ハマチ、カツオです(たぶん)。
特にマグロは中トロかなってくらい脂がのっていて美味しかったですね。
酢の物でしめ鯖っぽいのも良かったですし、汁物も美味しかった。
ブイヤベースはどこを食べればいいのかよくわかりませんでした。
エビがだいぶパッサパサでしたが、そういう料理だったのか?
カニは割って食べられたのかもしれませんが、そんな気力もなく。
スープを適当に飲み、後はアラのような具材をかき分けながら食べました。
こちらはちょっと不完全燃焼。
他にも海鮮クラムチャウダー(フライドポテトつき)やはまぐり焼きカレーなど、あまり漁師料理屋では見慣れないものも。
感想
海沿いに海鮮系のお店が多いのは知っていましたが、どうせ観光客向けの適当なのだろうと思い込んでました。
私の、刺身が美味しいかどうかの基準として、「ワサビ無しの方が美味しい」があります。
普通の刺身だとワサビで香りや刺激を付けた方が美味しいですが、新鮮な刺身にはそれも不要。
その基準では、今回訪れた両店とも十分美味しかったです。
外房仕事は少ないのですが、今後も機会があればお店開拓をしていきたいですね。