竹久夢二展の後の話。
高崎駅前
高崎駅前で何をしようか迷っていました。
観光地というよりは群馬の中心駅のひとつですので、普通に都会です。
群馬グルメでもと思いましたが、案外徒歩で見ているだけでは見当たらず、そもそもパスタを夕方に満腹になるまで食べたので、あまり空腹でもない。
高崎駅自体は、暮らすには十分すぎるように感じました。
イオンと高島屋があるので、安価~高価まで補えそう。
ペデストリアンデッキもあるので、そこそこ徒歩移動もしやすそうです。
ちょうどクリスマスシーズンとアートイベントをやっていて、綺麗でしたね。
ちょい呑みKATSU
群馬グルメが高崎パスタで終わるのもと思ったので、ちょっと駅の中を散策。
お土産物屋は多いですが、案外飲食店は少なく、チェーン店が中心でした。
そんな中、少し気になる看板を見かけたので入ってみることに。
先に席を確保した方がいいかもしれません。
奥のカウンターで注文し、その場で払う前払い方式です。
純米酒専門店だけあって、何十種類かの酒がラインナップ。
群馬のお酒を尋ねると、Tsuchidaシリーズを勧められました。
土田酒造という地元の酒蔵だそうです。
今回頼んだのは、Tsuchida99という銘柄です。
器のせいか、オレンジっぽさが印象的。
米麹が99%ということらしいです。
色に引きずられたせいか酸味があって柑橘系?かとも思いましたが、酒造の解説を後から読むと、麹の特徴だそうです。
あまり日本酒を飲んでいる感じはしませんでしたが、これはこれで美味しかったですね。
以下引用。
Tsuchida 99は、その名のとおり、
使用する米の総量のうち、99%を米麹で仕込んだ日本酒です。
(麹歩合99%。一般的には麹歩合は20%程度)今季から人為的な酵母添加しない蔵付き酵母での醸造へと切り替えました。
出来上がった納得の一本は、麹由来の甘みと酸味がひろがる、
クリアな後味でありながら、ワイルドな野性味さえ感じる旨さです。
甘い濃厚な酒でありながらも、とことんなまでの食中酒。
味わい濃いめの料理や、中華・ベトナム・タイ料理と日本酒とは合わせづらいようなお食事と
ぜひ一緒に召し上がってみてください。
食事をひきたて、一層に美味しく召し上がれることと思います。 (蔵元)(土田酒造ウェブサイトより)
そのほか、おつまみも頼みました。
3種盛り(ポテサラ、梅水晶、冷ややっこ)と酢納豆です。
フードメニューは少ないですが、値段は良心的です。
量も一人で多品種食べるにはちょうどいい。
日本酒1杯(90ml)、おつまみで1,600円なり。
がっつり食べたり飲んだりしたいわけではなかったので、本当にちょうど良かった。
少しだけ心残りは、高崎駅で峠の釜めしを食べなかったこと。
お弁当は売られていましたが、昔の陶器の釜ではなく、今はプラスチック(?)になったんですね。
ただ、駅内の「おぎのや」では釜でちゃんと食べられるみたいです。
だいぶ満腹だったので、今回は断念。
次にいつ群馬に来るかは不明ですが、次回にとっておきましょう。
今回の群馬旅の感想まとめ
メインは高崎ですが、途方に暮れたと書きつつも、それなりに楽しめました。
お店も十分ありますし、お土産も充実。
新幹線もあれば、東京まで普通電車で2時間頑張ることも可能です。
そして高崎=ダルマというキャラクターも立っています。
ネックは公共交通機関だと移動が弱いことですかね。
やっぱり、その地域で一番栄えている駅ってけっこう楽しいんですよね。
東北で言えば仙台や盛岡、北陸なら金沢、九州なら熊本(駅前から少し中心が離れますが)など。
ここで、それに比べて我が千葉県は…と嘆きかけましたが、他県から来た人には千葉駅程度でも面白いのかもしれません。
いや、それはないな…
もう一つの心残り…というほどでもないけど少し気になったこと。
絶メシは知ってましたが、今回は時間帯が合いませんでした。
完全に推測ですが、絶滅しそうなグルメ=高齢者が中心=あまり夜やっていないだと思います。
取組としては面白いですし、行ってみたいとも思いましたが、どちらかというと地元の人が応援するかしないかでしょうから、私のような部外者がどうこう言うものでもないのかなと思いました。