高崎で途方に暮れた末。
高崎市美術館
高崎でやりたかったことは、パスタと達磨寺。
そのため、夜にやることがすっかりなくなり、高崎駅前で途方に暮れていました。
どこか行くには疲れていたし、後から考えれば日帰りで十分だったのですが、ホテルは取ってしまいました。
そこで夜の街(と言っても18時頃)に繰り出してみると「竹久夢二のすべて」という展覧会を発見したので行くことに。
高崎駅から徒歩3分ほどという好立地です。
普段は18時に閉まりますが、金曜日だけ20時までオープンしていました。
何かピンクっぽい照明だったので、遊郭のように見える。
竹久夢二の思い出
うろ覚えですが、ジョジョの奇妙な冒険の番外編「デッドマンズQ」にて。
幽霊になった吉良吉影が、とある家で幽霊の自分でも触れることができる、家の幽霊を発見。
(幽霊なので、本やパソコンなどには触れることができない)
彼がいろいろなものをいじって興奮している時に「竹久夢二の絵もあるぞ!」みたいなセリフを言うんですね。
それがきっかけで竹久夢二という絵描きがいることを知りました。
展示の内容
そんなわけで、竹久夢二についてはほとんど知りませんでした。
出身は岡山県ですが、晩年付近では、榛名山など高崎市に居を構えたそうです。
画家としてしか知りませんでしたが、自ら小説&挿絵を描いたり、ポスター・小物のデザインなどもしていました。
撮影は全て自由でしたので、以下は画像を貼っておきます。
撮り方が雑なのは許してけろ。
感想まとめ
竹久夢二の絵を見たことは過去にもありますが、改めて感じたままに書くと…
何というか、不安になるんですよね。
基本的に女性画が多いのですが、あまり明るい雰囲気ではなく、どことなく儚げというか憂いを帯びているというか…
身体も細い女性が多く(これは時代背景もあるかもしれませんが)、不安になります。
私との相性の問題なんですかね。そんなに暗い絵ばかりじゃないと思うんですが。
書簡(っていうんでしたっけ?)のデザインも。
こっちはけっこういい雰囲気だと思うんですけどね。
手紙を書くのに向かないような濃い色味もありますが…
この絵が一番好きかな。
投身という物騒なタイトルですが、疾走感とどことなくシュールさが感じられます。
アート関連記事